Somewhere in the Arctic

北欧在住。家の窓からオーロラが見える、雪深い北極圏近辺でひっそり暮らしています

2018年 クリスマスの過ごし方 

2018年のクリスマスが終わりました。

今年も後少し。

 

今年のクリスマスの祝日が月、火、水となったため、土日から5連休となりました。

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さて、スウェーデンでのクリスマスも今年で7回目。

私達は毎年恒例になりつつある、義姉の家族の家で過ごしました。

毎年素敵な本物のもみの木のクリスマスツリーを飾っています。

 

 

過ごし方は7年前から大して変わらず。

 7年前。初めてのスウェーデンでのクリスマス。

arcticmaricorima.hatenablog.com

 

私には甥っ子姪っ子が6人いるのですが、7年前の当時10歳だった姪っ子が今ではもう17歳。彼女の成長を見ていると、7年の変化は大きく感じますが、私のような年になると、7年というのはあっという間に感じます。

 

先日の記事で、私がクリスマスを楽しく過ごす方法を書いてみました。

arcticmaricorima.hatenablog.com

 

今年は自分なりに過ごしやすい方法を手探りしてきた結果、快適に過ごせたように思います。

 

迷うプレゼント問題も、ティーンな甥っ子&姪っ子には、プレゼントカードといって、町のあらゆるお店で使えるカードをプレゼントし、自分で使いたいものに使ってもらうことに。4歳から7歳の甥っ子&姪っ子には、欲しいものは両親からもらえるだろうと、パズルやゲームなど、家族で楽しめるものをプレゼントしました。

 

クリスマスのご飯も、何日かに分けていただき、また帰る時にも家を空けるという義理の姉家族からいくつかおすそ分けを頂き、まだ食べられる食べ物が捨てられてしまう現状を減らすことが出来たように思います。自己満足ですが、やはり目の前で食べられる物が捨てられるのを見るのは辛いのです。

 

義理の姉が「プレゼントをあげるのって楽しい!」と言いながらプレゼントをあげている姿や、もらったプレゼントで嬉しそうに遊ぶ甥っ子&姪っ子の姿を見て、それぞれが楽しいクリスマスの過ごし方が出来ていたらいいなと思いながら今年のクリスマスを終えました。

 

さあ、太陽が昇らなかった冬至の日が終わり、これからまたどんどん日が長くなっていくと思うと、長い冬の折り返し地点のようで嬉しくなります。

 

太陽は見れないものの冬至の日はうっすら明るくなります。

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皆様もどうぞ素敵な年末年始をお過ごしください。

 

 

 

 

 

 


スウェーデンのソウルフードは「ケバブピザ」

ピザはスウェーデンのソウルフード?


私が今住んでいるスウェーデンという国は、ピザがソウルフードと言ってもいいぐらいピザを愛する人が多い。

 

仕事で疲れた週末にご飯を作りたくないときはお持ち帰りピザ。友人と集まるときのパーティーフードはピザ。レストランに食べに行こうってなった時もピザだし、家で何か一緒に作って食べようって時も既に出来上がった半生の生地と、好きな具を買ってきて焼くのもピザ。打ち上げで頼む料理もピザだし、クリスマス料理に食べ飽きたクリスマスの次の日の売り上げが凄いのもピザ屋である。スウェーデン人ってどれだけピザが好きなんだろうと、今書いていてても思うし、町を歩いていててもピザ屋が多くて思う。


外食費が高いスウェーデンにとって、ある程度お財布に優しいお値段で、またトッピングする具によって、バラエティーの幅も広がり、幅広い世代に食べられているピザ。

最近では家の近くで食べられるピザ屋を探して、オンラインで注文できるアプリなども多くの人に使われているそう。

この寒い中ピザを宅配するスタッフの皆さんは本当に大変・・
最近はセキュリティーのしっかりしたエントランスが増えてきているので、吹雪く寒い中ピザを抱えて、中に入れず立ち往生して、外で電話しているピザ配達員を見ることも・・
ご苦労さまです。

 

 

現在、スウェーデンには約4000件近くのピザ屋が国内にあるそうで、初めてイタリアからスウェーデンにピザがやってきたのは、1947年だそう。

 

スウェーデン料理って何かって聞かれると、スウェーデン料理ではないのだろうけど、スウェーデン料理よりもそれ以上にこの国で食べられているのは「ケバブピザ」だと思う。

 

ケバブピザって何?

移民大国スウェーデンに、イタリアからやってきたピザと、トルコからやってきたケバブが融合されて、スウェーデンで生まれたケバブピザ。

ケバブピザの主な具は、トマトソース、チーズ、たまねぎ、ケバブの肉、そして辛くない唐辛子、ケバブソース。


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サイズがどどんと大きくて圧倒されるものの、生地は薄めのものが多く、みなさん案外ペロリと食べてしまうのだ。

私も先日ピザを食べる機会があって(って結構この国で結構頻繁なのだけど)、初めて食べてみたのが、ケバブピザwithフライドポテト。
まさか~そんな、ヘビーなメニューあるの!?って思っていたけど、ありました(笑)

ケバブピザの上にフライドポテトがのせられたピザです。

ジャンキー感が半端ないですが、食べてみると意外と合うこの組み合わせ。

 

私の好きなピザは・・

 

ケバブピザのことを散々話しましたが、私が好きなピザは、生ハムとルッコラを焼いた後にのせてくれているピザ。またはアンティチョーク、そして出来るだけ沢山の野菜と、モッツアレラチーズがのったピザです。
なかなか私が好きな具を全部のっけてくれているピザ屋さんが見つからないの、メニューを吟味の上、一番好きな具が多く入っているピザを選びます。
やっぱりこの国でお手軽に食べられるピザは仕事で疲れて何も作りたくない~という週末の救世主としてよく登場します。

スウェーデン人に愛されるB級グルメの一つ、ケバブピザ。
日本で販売される日も近い!?(笑)



P.S. スウェーデンにもピザハットはあるようですが、残念ながら中心都市のみで、私の住むような北極圏近くの小さな町にはありません。いつか出来るといいな。。

クリスマスを楽しく&ミニマルに過ごすには?


目次

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週末の日曜日はファーストアドベントでした

アドベントは日本語では「待降節」や「降臨節」などと呼ばれており、

イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことを言うのだそうです。

 

スウェーデンでは、毎週アドベントの日曜日にごとにキャンドルを灯したり、またファーストアドベントの週末には一気に各家庭の窓にクリスマスのランプが飾られ、この時期、太陽が昇る時間がとても短い北欧の暗い景色を各家庭が灯すランプで町を明るくしてくれます。

私も毎年11月ごろは太陽が上がっている時間もだんだん短くなり、また曇りがちな天気が続くため、身体もだるく、気分も落ちこみがちですが、クリスマスに向けて灯される各家庭の明かりから元気をもらっています。

 

私の住む町は小さな北極圏近くの町なので、あまり都会のような豪華なクリスマスイルミネーションはありませんが、各家庭が好みで灯す一つ一つのクリスマスライトを散歩がてら見ながら歩くこともこの時期の楽しみ。

 

ランプを付けてカーテンを閉めない家庭も多いことから、窓から各家庭のクリスマスインテリアが見えたり、また先週末にはツリーに飾り付けをしている家などもちらほら窓から見えて、なんだかほっこりした気分になりました。

 

クリスマスソングを聴いたり、ホットワインを飲んだり、またこの時期に食べられる、サフランのパン、ルッセカッテルを食べたり。

 

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何年か前に焼いたサフランパン、ルッセカッテルです。

捏ねている時も焼きあがった時も、そして食べる時もふわっと香るサフランの香りがたまらんのです。
ぐるぐると巻いて成形し、レーズンをのせて。

 

毎年のように移住して数年間は焼いてましたが、昨年は焼かなかったので、今年はまた自分で焼きたいなと材料を週末に買い揃えてきました。

 

家庭でも会社でもイベント満載のクリスマス

 

クリスマス自体は祝日のため、仕事も休みですが、毎年クリスマスまでがいつも色々とあわただしいような気がしてなりません。
仕事も業務関係上、年内に終わらせないといけないことが多く、また町もプレゼントを買う人たちであふれ、何だかせかせかした模様。

 

会社では、日本の忘年会のような形で、この時期にクリスマスブッフェを食べに行くところが多く、何ヶ月も前から予約が必要なレストランも沢山あります。

 

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窓にはクリスマスライトが。数年前の会社でのクリスマスディナー会場にて。 

今年はこれから会社でのクリスマスディナーイベントがあります。

会社近くのホテルでのこと。家からも近くて助かります(笑)

 

困るプレゼント問題


プライベートでは、親戚に送るプレゼントなどでいつも頭を悩ませていました。

気持ちは嬉しいのですが、私自身あまり欲しい物はなく、また誰かにプレゼントをあげる事もこの時期いつも探すことが、なぜかプレッシャーに感じてしまうので、楽しいというよりは辛い。。

 

数年前から親戚内で、各自一つだけプレゼントを決まった金額内で用意し、プレゼント交換をめぐってゲームをするという形式になり、大人に用意するプレゼントは一つになったので、大分肩の荷がおりました。

 

親戚の子どもへのプレゼントは毎年今でも頭を悩ませます。

毎年なぜか見ていて辛くなるのが、沢山プレゼントを貰った子どもたちが次から次へとひっきりなしに貰うプレゼントを次から次へと開けていく光景。

もちろん子ども達は嬉しくて大興奮。

その気持ちも十分わかるのです。

 

でも、私は心の中では毎年悲しい気持ちが知らずのうちに大きくなっていました。

なぜなんだろうと毎年クリスマスの度に考えていました。

 

クリスマスって異様に物やゴミが多くないですか?


こんなに沢山のプレゼントを一気に1日に貰って、その物への思い入れや嬉しさは生まれるのかなと私は心の中で思っていたことに気がつきました。

次!と新しいプレゼントを探して、開けられたもらった人形がぽいっと置かれるのを見ると、その人形の表情はどんな表情なんだろうなんて妄想したり(笑)

ゴミの量もすごいのです。

一説によるとクリスマスにはゴミの量も25%増えるのだそう。

 

包装紙に包まれたプレゼントを開ける事が楽しいのだと誰かに言われたことがあるのですが、もちろんそのワクワク感が欲しい人が多いのでしょう。

でもその度に一瞬でビリビリ破かれる紙がそのままゴミ箱に行くのをみるとなんだか悲しくなります。

 

盛り上がっている中でこんなことを思っている私ってって思いながら、開封された破かれたラッピングのゴミや物が溢れすぎている光景を見ると毎年どっと疲れがでるのです。

 

ゴミや物を増やさないクリスマスの過ごし方


もし、少しでもゴミや物を増やさないクリスマスを過ごすにはどうしたらいいのだろう。私なりに、これからのクリスマスを自分がストレスに感じないように楽しく過ごす方法を考えてみました。

毎朝会社に向かう時にラジオを聴いているのですが、今朝の話題もタイムリーにこのクリスマスのゴミ問題でした。

 

  • 物のプレゼントはいらないと話しておく

    最近は親戚達も、私達夫婦が家を買うと思ったら、更に小さいアパートに引っ越すし、物もどんどん減っているしということを察してか、物のプレゼントを頂くことは少なくなりました(笑)

    自分が頂いて嬉しかった物を相手にも出来るだけあげるようにしています。

    例えば、最近頂いて嬉しかったものは、

    手作りのもの(お菓子や、手編みの靴下、ミトン、小物など)

    消耗品(お花、料理、お菓子、ワインなど)

    体験に使えるもの(映画や舞台、体験型アクティビティのチケット、食事やデリが買えるお店のカードなど)

    もしくは相手に直接何が欲しいか聞くようにしています。サプライズは無くなりますが、いらない物を貰うよりも欲しい物をもらった方が嬉しいし、私も迷わなくていいかなと思っています。

  • 過剰包装を少なくする

    今朝のラジオでも言っていましたが、スウェーデンではプラスチック梱包、紙梱包はリサイクルが可能です。それでもリサイクルに出さず、そのまま燃えるゴミに出している家庭がこの時期は特に多いのだそう。

     

    出来るだけシンプルな包装、リサイクル可能なものはリサイクルして、アイデアのあるラッピングするのも楽しいかも。



  • 食べ物は捨てずに。次の日も食べれるよ!

    スウェーデンのクリスマス料理はブッフェ形式で、大きなテーブルに並べられた数々の品の中から好きなものを取って食べる形式です。

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    (レストランのクリスマスブッフェのデザートコーナー)

     

    なので、家庭では食べるだけ取って、残ったものは容器につめて次の日も食べられるのです。私達の家ではクリスマスの日に余ったご飯は、翌日以降は

    朝ごはんは余ったハムやニシンの酢漬けなどをパンにのせて。

    お昼ごはんに、余ったミートボールやヤンソン氏の誘惑を食べる。

    ヤンソン氏の誘惑って何?と思われた方はこちらへ。

    kinarino.jpより。

    日本のおせち料理のような形で、何日かクリスマス料理を食べる家庭が多いのではないでしょうか。工夫次第で食べられる料理を捨ててしまうのはもったいないように思います。


それぞれが楽しく過ごすためには

もちろん他の人は違ったクリスマスの祝い方、楽しみ方がありますし、私が思うような楽しみ方ではつまらないと思うかもしれません。

相手の楽しみ方は尊重し、自分がストレスにならないように自分の意見は伝え、我慢することなく楽しいクリスマスを迎えたいと思います。


ここまで読んで頂き、有難うございました。




 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年に買ってよかったもの3点

今週のお題「2018年に買ってよかったもの」

 

さあ、今日から12月。

毎年のように言っていますが、1年がなんだかんだあっという間に過ぎていきます。

2018年を締めくくるような記事をいくつか書きたいなと思っていたら、まさにこんなお題が!

 

今年は以前より半分のサイズのアパートに引っ越したこともあり、買ったものよりも減らした物の方が多いような気がしますが、その中でも私が2018年に買ってよかったものを3つご紹介出来たらと思います。


2018年に買ってよかったもの

 

  1. パタゴニアのフリースベスト

     私は白を購入しました。

    ウィメンズ・レトロ・パイル・ベスト | パタゴニア | 公式オンラインショップ


    引越しを機に、何年も着ていて劣化が見られる服、また体系や今の好みに合っていない服は殆ど処分しました。

    田舎の寒い地方に住んでいると、あまり都会で働いていた時に来ていたような服を着る機会はなくなり、また気候にも合わないため、丈夫で機能性のある服を好むように。

    そんな中、以前から検討していたパタゴニアのフリースベストを購入しました。

    服飾関係で働く友人もパタゴニアのフリースを愛用しており、とっても暖かくて丈夫でいいよと身近な声も聞くことが出来たので購入に至りました。

    そして本当に、暖かくて、モコモコしていてとても肌触りも良くて着ていて心地よいです。

    引っ越してからは会社まで30分ほど歩いているので、出発時はマイナス気温のこの頃は冷えますが、ベストを下に着るだけで暖かくなり、また着くころには身体も温まって暑いぐらいですが、ベストだと調整が出来てとても重宝しています。

    まだ買って2ヶ月ほどですが、買って良かったと思うものの一つになりました。


  2. ミニバスタブ

    引越しするときに一番気がかりだったのが、バスタブがなくなることでした。

    スウェーデンの古いアパートにはバスタブはついているところは多いですが、新しい所には広さに関係なくシャワーだけのところが内見に行っても殆どで、引越しするにあたって、やっぱりバスタブ付きのアパートは諦めたほうがいいのかなと思っていました。

    でも湯船に浸かるのと浸からないのでは身体の疲れの取れ方が全然違う!これはやっぱり諦められない!と小さなシャワールームにでも入るようなミニバスタブがないか色々探しました。

    そして見つけたのがこちら!

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    ネットで見つけた時には、これで本当に浸かれるのかなと思ったのですが、実際に使ってみると何の問題もありません。

    私の小さなアパートのシャワー室に置いても圧迫感はなく、お湯を入れると安定していて、ゆっくり浸かっていると、じわりじわりと身体が温まります。

    このミニバスタブでもあるとないとでは大違いで、お風呂を出た後も、暫くは身体がぽかぽかです。

    お風呂場は蛇口がなく、シャワーのみなので、お湯をためるのに少し時間は掛かりますが、浸かったときの身体がほぐれる感じといったら。
    そのたびに買って良かったと思います。
    大きなお風呂は日本に帰った時に温泉で浸かれたらいいなと楽しみに取っておこうと思います。


  3. 電子書籍の本

    Black Tablet Computer Behind Books

    手にとってページをめくる本の良さももちろんあります。

    最近は読みたいスウェーデン語、英語の本で、借りられる本は図書館で借りて読むように。

    日本語の読みたい本は電子書籍で読むようになりました。なるべく読みたいと思った本はためらわずに買って読むようにしています。本を毎年日本から持って帰る必要もなくなり、読みたいと思える本がすぐに電子書籍で買えることは本当に有難いです。


    これは毎回買った本を読んだ後に、「あぁ、買ってよかった」と思えます。


    毎年読んだ本も手帳に書いているのですが、これはまた別の機会に振り返ってみたいと思います。


    以上、ミニマルな暮らしを好む私の2018年に買ってよかったもの、3点でした。

    読んで頂き有難うございました。


日本から持って帰ってきたもの 2018年

海外在住の方の、「日本から持って帰ってくる物」という記事が面白くて、目に留まるとつい読んでしまいます。

それぞれライフスタイルも、お国の状況も違った所に住みながら、日本に帰ると皆さん、何を貴重なスーツケースの中に入れて帰られるのかな?なんて思いながら読ませてもらっています。

 

以前、同じ国に住む友人が自身のブログで記事にしているのを見て、私も前回帰国した時に何を買ったのだろうかと振り返ってみることにしました。

 

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心を亡くさないために私のリラックスリストを振り返る

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今週のお題「リラックス」

 

自分が何をしている時にリラックス出来るかを予めわかっているってとても大事だなって思う。

”心が亡くなる”と書いて忙しいと読むのは、本当に適切な字だなと忙しくなった時によく思う。忙しくなると、本当に心が亡くなってしまいそうな感じで、自分の心に余裕がなくなってしまって、ちょっとした些細なことにも敏感に反応してしまったり、悲しくなってしまったりする。

最近もそう。仕事がちょっと忙しくてバタバタしていたからか、そういう時こそリラックスする時間が大事なのに、忘れてしまいがちで自分にプレッシャーをかけて疲れてしまっていた。

 

 

ふっと、私は何をするとリラックスするんだっけと考えてみた。

去年の手帳にそういえば、「小さな日ごろの楽しみ&喜び」を書いたリストがあったので、それを手元に出してみた。

予めふと、「ああ、いいな」、「ほっとする」と感じた瞬間に、手帳に少しずつ書いておいたリスト。

自分を振り返るにも、またちょっとリラックスしたいなと思う時にも、リストを見返すことで、「ああ、こういうことしてみようかな」と思い出さしてくれる。

 

私の小さな日ごろの楽しみ&喜びリスト

  • 美しい景色を眺める。美味しい空気を吸うこと。
  • 海を眺めること。
  • 太陽の光、綺麗な星空、オーロラを見ること。
  • ゆっくり湯船につかること。
  • ごはんを心をこめて作ること。
  • 身体を動かす、ストレッチをすること。
  • 気のおける人と過ごす。
  • 手帳時間
  • 好きな本を読むこと。
  • ぼーっとする時間を少しでも持つこと。

と書いてあった。

そう、これをしているとほっとするなとかリラックスするなと思うことほど、忙しいと後回しになりがち。そういう時ほどしたほうがいいのに、心が亡くなるとそういうことも忘れてしまう。

自然に触れたり、心身がほっとすることを自分にしてあげることはとって大事なこと。

 

 

お題をみて、見直すことが出来てよかった。

ちょっと、改めてリストを意識して、今週は過ごしてみたいと思った月曜日の夜。

 

 

 

 

季節の変化と共にやってきた新しい転機

毎年感じるこの季節の変化

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秋の森 (photo taken by me) 

 

あっという間に10月も終わりに近づいている。

日の出が朝の8時近くになり、日の入りが16時過ぎに。

今朝家を出る頃には空は薄暗く、自転車の座席には薄い氷が張っていた。

はぁ、また長い冬がやってくるんだなと毎年思う自分に不思議な気持ちになる。

 

もうこの地に住んでもうすぐ7年が経とうとしているのに、相変わらずこの急な四季の変化に慣れず、毎年感じる嬉しさや戸惑いがある。

毎年この頃になると、どんどんと沈むのが早くなる太陽に戸惑い、またふっと吐き出す白い息に少し嬉しくなって大きく息を吐き出して白い息を確認したり、ちらちらと降る初雪に嬉しくなったり。

 

先週紅葉していた木が、今週見ると葉っぱが全部散って、地面は黄色の絨毯に。

あんなに明るかった白夜の空がどんどん暗くなり、昨日の帰り道には大きな満月や、星が沢山見えた。

 

こんな季節の変化は何年住んでいてもやはり驚いたり、感動したりするのだろうか。

季節の変化を毎年同じように感じ、気付き、あ、また冬がやってきた。あ、また夏がやってきたと思えることは、慣れずに新鮮な気持ちのままでいたほうがいいのかもしれない。

そしたら単調に思える毎日の生活も、ただ外に出るだけで変化が沢山の毎日に感じられるかもしれないと感じた秋の終わり。

 

そして、そんな季節の変化と共にやってきたいくつかの新しい私の小さな転機。

 

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