Somewhere in the Arctic

北欧在住。家の窓からオーロラが見える、雪深い北極圏近辺でひっそり暮らしています

ピッティパンナ

本日マイナス0度。

ちょっと暖かくなってきたと思ったら、また学校の帰りは

雪がしんしんとではなくボーボーと降っていました。

 

一度暖かくなって再び凍った道の危ないのなんの。

学校の前でお尻からボーンと転び、平静を装い立ったものの

痛かったです・・(泣)

 

先日もまたまたお尻からすってんてん。。

優しい老夫婦が大丈夫かと声をかけてくれたにも

関わらず、こちらの言葉が全く出てこず、ぼっと

老夫婦をしばらく見つめてしまいました・・(恥)

 

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さて、家ごはんです。

こちら、こちらの現地ごはんとでもいいましょうか。

とてもシンプル。

さいの目に切ったじゃがいもや玉ねぎ、お肉をいためて、

目玉焼きと紫のカブのピクルスを一緒に。

ピッティパンナと言います。

 

学生の時に好きで良く食べていました。

今となってはあまり食べていませんが、思い出のごはんです。

 

 

今週から、語学学校はクラスが変わりひとつ上に進級出来るようになりました。

今日は新聞に載っているニュースの記事に関して話をしました。

読むのではありません。話さなくてはいけません。

やはり皆さん話すのもお上手。

 

ひとつは2カ月も氷と雪でふさがれた車の中で雪を食べて

生き延びた人のニュースでした。

今朝母と電話で話をしたところ、そのニュースが日本でも

やっていたということでびっくり。

 

話そうといっても、単語もなかなか出てきません。

日本語でも「あれ!あれ、なんだっけ?」みたいな会話が

自分の中でも増えたような気がするのに、新しい言語の

単語がはたして私の頭に入るのかしら・・

 

まあ、日々勉強です。

 

 

 

 

 

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(あっ、と御存じの方もいらっしゃるであろうこちらのわんこ)

 

さて話はだいぶん変わりますが、せっかくなので、

お知らせ、そして私自身もここに書き留めておこうと

思い、書かせて頂きます。

 

今週の始めに約10年家族として一緒に過ごしてきたうちの

犬が天国へ旅立ちました。

 

日本を発つ前から腫瘍が見つかり、もう手術で取り出すことが

出来ないぐらい転移していて長くないといわれていました。

 

そんな中、獣医さんがおっしゃっていたよりも2カ月近く

長く一緒に時間を共にしてくれました。

わんこってとても辛抱強いのだそう。

痛かったのかな。つらかったのかな。そんななか

少しでも長く一緒にいてくれたわんこ。

 

覚悟は出来ていたものの、やっぱりとても悲しいものでした。

東京に住んでいた時も、久しぶりに帰っても

私のことを覚えてくれていたわんこ。

 

最初は病気を持って家にやってきましたが、

すっかり元気になり、一緒に楽しく暮らすことが出来た

これまでの時間を喜んで天国に行ってくれていたらと

思います。

 

 

私達家族をまた支えてくれたムッシュにありがとう。