Somewhere in the Arctic

北欧、在住8年目。家の窓からオーロラが見える、雪深い北極圏近辺でひっそり暮らしています

キャッシュレス社会が急速に進むスウェーデン その1 - 5年後には現金がなくなる⁉︎

日本のテレビなどでも取り上げられていたと聞いたのでご存知の方もいるのかもしれませんが、ここ2,3年でスウェーデンのキャッシュレス化が加速しているように思われます。私の住む地方都市でも目に見えて現金が使いにくい社会に変わってきていることがわかるようになってきました。
 
スウェーデンに日本から遊びに来てくれる友人にも、クレジットカードがあれば現金はなくて大丈夫だよと言っても大丈夫なくらい、キャッシュレス社会が浸透してきているように思います。
 
そんなキャッシュレス化社会の流れと、私の思うことを2回にわたって書いてみたいと思います。
 
目次

1.2023年にはスウェーデンから現金が無くなる!?

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昨年の秋に発行された、スウェーデン王立工科大学とデンマークのコペンハーゲン経営大学の研究者によると、
 
スウェーデンは2023年3月に現金がなくなる社会になるだろう
 
と発表しています。
 
2023年となると、実にあと5年ほど。そんなに遠い未来ではないように感じます。
 
 
クレジットカードを持っていなくても、デビットカードは銀行口座を開けば発行してもらえるので、デビットカードを持っていれば、支払いをするとすぐに口座から落ちるため、ちゃんと支払いが完了されているかは、自分のスマートフォンですぐに確認することが出来ます。
 
更にスマートフォンと自分のマイナンバー、そして銀行を紐付けるアプリなども誕生し、現金を持たなくても、お店での支払い、また人の間でもお金の送りあいが簡単になってきました。
 
この発表がされた2017年秋の時点では、97%の店は現金での支払いを引き受けているが、18%の消費者しか現金で支払いをしていないと研究者のNiklas Arvidssonは言っています。
 
 

2.新紙幣、硬貨の導入。そして旧紙幣、旧硬貨の廃止。

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(新しく導入された紙幣、硬貨)
 
スウェーデンは2015年から2017年に渡って、新紙幣、硬貨の導入を行いました。新紙幣、硬貨の導入にあたって、今まで使っていた旧紙幣、そして旧硬貨の一部の使用が廃止され、使用最後の日には、銀行に旧紙幣を自分の口座に入れようとする人たちで何時間もの列が出来たというニュース、そして地元の銀行でも、同じような事が起こったと話を聞きました。
以前使っていた紙幣、硬貨が全く使えなくなるという対応に最初はビックリしたものの、国にとって流れるお金をコントロールするには良い方法かもしれません。
 
 
さて、現金がこの国から5年後にはなくだろうと予想されているスウェーデン。
既に現金が使えないお店も増えてきています。
 
 

3.現金主義だった私。現在の家計管理に至るまで。

 
私は最近まで現金主義だったので、この急速な変化に少しついていけていない自分がいました。
 
お金を使っているという感覚を身に付けるには、決まった現金をおろして、その金額で月のやりくりを行うというやり方は、私にはよい家計管理方法としてよいスタートとなり、そのままこちらに引っ越してきてからも続けていました。
 
移住した当初は、物価も日本とは違うため、再び金銭感覚を身に付けるまでに少し時間がかかりましたが、現在は家計簿をつけていても安定してきたように思います。
 
現金お断りなお店も増えてきたことから、現在はカード支払いをメインに管理をしています。
ここ2,3年は日本のZaimというアプリに大変お世話になっています。
 
 

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こちらのアプリ、他の通貨でも入力できるようになっているので、スウェーデンクローナに設定を変更し、支払いをしたらレシートをもらい、すぐにZaimのアプリに入力しています。
 
日本で対応している機能が海外では使えないものもありますが、私は毎月のお金の流れが把握でき、予算内に家計が収まっているかがわかればいいので、十分。
 
一ヶ月を振り返って、どれぐらいの物にどれぐらい使ったのかをグラフや表で見ることが出来るのはとても便利。
 
 
キャッシュレス社会になることでのメリット、デメリットはあるのでしょうか。
次回に続きます。