今年は寒い日が続いています。
先週までマイナス20度前後の毎日が続いていたので、今週になって気温を見ると、マイナス13度。「あ、今日は暖かいな」なんて思う自分が。
慣れって怖いものです。
そんな寒い国々に住む北欧の人たちが冬の間に訪れる南の島に1月に行ってきました
カナリア諸島ってどこ?
カナリア諸島はアフリカ大陸の北西沿岸沿いに位置する、7つの島からなるスペイン領の島々です。
1月の始めにカナリア諸島の中にある一つの島、首都のラスパルマスが位置する、グラン・カナリア島へ行ってきました。
カナリア諸島へ訪れる理由
グラン・カナリア島は今回で実は4回目。
なぜ、そんなにも頻繁に訪れているかといいますと、いくつかの理由があります。
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長くて暗くて寒い北欧の冬を少しでも逃れたいという気持ち。
10月頃から日がどんどん短くなり、悪天候が続くと太陽を見ずに過ごすことが何日も続くこともしばしば。
少しでも暖かく、太陽の見られる場所に行きたいという北欧の人々の気持ちがこちらに住むようになって身にしみるようにわかりました。
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地方都市からも冬の間はチャーター便が出ている。
北極圏に近い地方都市に住む私には、どこに行くにもまずはスウェーデンの首都、ストックホルムで乗り換えなければいけません。
もちろん、航空会社も他に選択肢がないとわかっていますので、強気のお値段で勝負してきます。ハイシーズンにはストックホルムまでの往復航空券代が海外に行くことより高いこともしばしば。
このエリアに住む日本人の方と話をしても、ヨーロッパにいるのにスウェーデン国内の飛行機が高すぎてなかなか行きにくいという話しをしたことがあります。
ですが、冬の間は、チャーター便が出ており、スウェーデンの地方都市からカナリア諸島には直行便で行くことが出来ます。
お値段も予約する時期によりますが、ラストミニッツチケットといって、出発間際、もしくはまだ席が沢山余っているであろう便は一気にお値段が下がったりすることがあり、スウェーデン国内で飛行機を利用する値段よりも安い値段で、アフリカ大陸近くに位置する、カナリア諸島へ行くことも可能です。
もちろんホリデーシーズンは値段が上がりますが、旅行時期を調整できるのであれば、お安く南の島に行くことが出来ます。
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長期滞在中の義両親が住んでいる。
私達がグラン・カナリア島に頻繁に訪れる大きな理由の一つ。義両親が、冬の間長期滞在しているため、会いに行く&滞在させてもらうことが出来ます。
グラン・カナリア島に行って、ビックリしたのが、北欧諸国からの年金所得者世代の多さ。
町を歩くとスウェーデン語からドイツ語、その他あらゆる北欧諸国の言葉を話しながら歩くご年配の方々を沢山見かけます。
義両親のようにアパートを借りたり、または現地でアパートを購入して滞在しているという人たちに沢山会いました。
現地で発行されているスウェーデン語のフリーペーパーには、一年で訪れる観光客の25%が北欧諸国からの観光客だと書かれていました。
住むエリアにも寄るらしいですが、スウェーデン人コミュニティーの集まるエリアなどでは、お店や病院もスウェーデン語での対応が可能とのこと。
スウェーデン食材も購入出来るので、義両親はその面で長期間スウェーデンを離れていても恋しい思いはしないと言っていました。
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お手ごろ価格で頂けるスペイン料理や現地食品の美味しさ。
観光地エリアのレストランなどの価格は高いところもありますが、新鮮な魚介類や美味しいワインやビールをお手ごろ価格で頂くことが出来ます。
これは北欧圏に住む私からの印象ですが、外食が高い北欧に住む私にとっては、こんなに美味しいものがこんな価格で食べられるなんてというレストラン、食材店が沢山あります。
次回の記事で詳しく今回訪れた旅先を記録にまとめたいと思います。