昨年の秋に、現在のアパートに引っ越して1年が経ちました。
夫婦ふたり暮らし。60㎡から30㎡のアパートへ引っ越したその後を振り返ってみたいと思います。
引っ越したときのこと。
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内見せずに決めた物件
引っ越す前は新規物件ということもあり、実際に物件を見ることも出来ず、完成前に契約をしないといけなかったことや、またサイズが半分になることが想像できず、本当に生活できるのかなど色々考え、二人で色々話し合いました。
結局、まずは挑戦してみないと何も分からないよねということになり、引っ越したのが去年の9月。ちょうど一年が経ちました。
まず結論から言いますと、二人共引越しをして本当に良かったなと思っています。
何が引っ越して良かったのだろうと思ったので、自分なりに振り返ってみたいと思います。
1. 持っている物を把握できるようになった
部屋のサイズが半分になったため、以前のアパートにあった物を全て持ってきては、物が溢れる部屋になってしまうため、かなり厳選した上、自分達が必要と思うだけのものを持ってきました。
冬はかなり寒くなるところに住んでいるので(マイナス30度ぐらい)分厚い防寒着や靴は必要ですが、これらはかなり場所を取ります。
でもこれらは同じビルに併設されている小さな倉庫に使わないときは保存して、部屋に置かないようにしています。
引越しするときに思ったのが、そんなに持っていないと思っていても、荷造りをしていると、7年間の間にビックリするほど物が増えていました。
あえて小さな場所に引っ越すことで強制的に自分のものを見直すことが出来たのは良かったなと思います。
1年経った今も、日々見返しては必要なもの、必要でないものを判断するようになり、自分の所有物が把握できるようになりました。
2.何といっても掃除が楽!
これは本当に良かったと思っていることのひとつです。
部屋が綺麗な方がいいけど、やはり部屋が広いと掃除にもそれだけ時間がかかります。
30㎡だと掃除があっという間です。
そして、新しいアパートだったため、備え付けの食器洗浄機が付いていたので、食器洗いも本当に楽になりました。
そしてグラスがこんなにピカピカになるんだ!と最初感動したのを覚えています。
掃除が嫌いと言うわけではないけど、掃除があっという間に終わって綺麗になるのは嬉しいことです。
3.ご近所も静かだし、今の所トラブルもなし!
以前のアパートは古い物件だったため、音漏れがかなりひどく、お風呂場だと空気口を伝って下の階の人の声が聞こえてくることもしばしば。大音量の音楽などを流しているわけではなくても、掲示板に苦情の張り紙が貼ってあったりしていたので、音にはかなり慎重になり生活をしていました。
今のアパートは新しいため、以前よりも防音がしっかりしています。
音には気を使っているものの、ご近所トラブルに巻き込まれるような心配も以前よりも減り、ストレスが軽減されたように思います。
4.眺めがよく日当たりがよい
広さよりも私達が譲れなかったのが、窓からの景色。
見晴らしのいいところに住みたいという希望が叶い、町全体を見渡せる眺めのいい場所に引っ越すことが出来ました。そして朝は光が差し込みます。
ごはんを食べながら景色を眺めることが出来たり、ベランダでゆっくりお茶を飲んだり、鳥を観察したり、星やオーロラを眺めたり。
家で過ごす時間がますます増えたように思います。
5.小さいけど二部屋ある
実際の間取り
小さなアパートだとワンルームの物件が今まで見てきたところ殆どでしたが、引っ越した物件は、小さいにも関わらず、二部屋あります。
寝室とリビングを分けることが出来て、リビングで料理をしたりしていても、寝室はドアを閉めることが出来るので、匂いや音も防げるし、夫婦で別々の部屋でそれぞれ好きなことをすることも出来ます。
やはり長年一緒にいても一人時間がお互い必要な私たち。部屋が二部屋あることでお互いの好きなことを、お互いが邪魔することなく出来ることも良い点の一つでした。
残念なこと
小さなアパートに引っ越して、満足していることの方が多いですが、残念なこともあります。覚悟はしていましたが、やはり小さいので、大勢のお客さんを呼ぶことは難しいなと思います。
そんな機会はあまり多くないですが、スウェーデンではお家に人を呼ぶことも多いので、招いていただいたお家にお邪魔すると広くて素敵なお家にうっとりすることはありますが、私たちには今は管理することが大変だし、今はまだ必要ないかなと思います。
その時その時で、自分達が快適と思う住まいを
いつか住みたい海の前にある小さな家
いずれ素敵な家との出会いがあれば引っ越すかもしれませんし、ここがずっと居心地がよかったら長く住むかもしれません。
賃貸アパートだと、そう思った時にすぐ3ヶ月で引っ越せるところも、身軽でいたい私たちにはあっているのかもしれません。
時代と共に、生活スタイルや家の形も変わってくると思いますので、その時その時、自分達に合った住まいに住むことが出来ればいいなと思います。
読んで頂き有難うございました。