Somewhere in the Arctic

北欧、在住11年目。家の窓からオーロラが見える、雪深い北極圏近辺でひっそり暮らしています

【2022年日本帰国日記1】帰るまでが大変な日本

2019年に買った日本行きの航空券

2019年に買った航空券が使えないまま2022年になってしまいました。
2022年には規制もなくなって、夫婦二人で日本に行けるかなと思って2021年の始めに再予約をしていた7月の航空券。
今回も期待を裏切らずに(笑)、5月に私たちが予約していたスカンジナビア航空のは日本行きの便は、9月まで全ての便をキャンセルするということで、またキャンセルとなり、バウチャーチケットが再発行されて戻ってきました。
(スカンジナビア航空の日本行きは現在も引き続き欠航が続いています。)


スカンジナビア航空は今経営的にとても不安定で、キャンセルになった当時のニュースなどから、いつまで会社がもつのやらという不安もありました。
度々のキャンセル、変更にもうんざり。そして仕方ないけどもう毎回カスタマーサービスの電話の列に長いこと待ってやりとりするのも疲れてしまいました。
バウチャーチケットは日本行きには使えないし、キャンセルされた5月当時は外国籍の家族もビザの申請が必要な上、コロナテストの陰性証明が入国時に必要と考えることが色々で日本行きをどうしようか悩んだものの、また秋から冬にかけても状況がどうなるかわからないと思うと、休みが取りやすい夏にと、今回は私一人で帰国を決めました。

 

2時間半待った電話の列

改めて取り直した航空券はルフトハンザ航空との共同運航便のANAのチケット。
北欧航空会社のサービス対応にちょっと疲れていたので、日本の航空会社なら安心できるかなと思って予約しました。でも考えが甘かった。

ルフトハンザ航空の便にANAがスペースを買ってたであろう便だったため、便自体はキャンセルになっていないにも関わらず、私が予約していたストックホルム発フランクフルト行きの便が突然キャンセルされました。代便の提案もなく、インターネット予約サイトからも変更も出来ず「変更にはお電話ください」とのメッセージ。

変更には日本かアメリカの番号にかける必要があり、最初は携帯電話でかけてみたものの、「45分以上お待ちいただく可能性があります」とのこと。あら、これはスカンジナビア航空並みに待たされるかも。スカンジナビア航空も変更には少なくとも1時間は待ちました。これが大変だったから嫌だなと思って、日本の航空会社にしたものの、どこも状況は同じのようです。しかも国際電話になってしまうので、45分以上待たなければいけないようであれば電話料金がすごいことになってしまうぞ。。
どれくらい待たされるかわからないのに、国際電話で普通にかけるのは高額になってしまう。そして思い出したのが、何年も前にチャージしていたSkypeのアカウント!最近はLineなどのアカウントを持っている人とはラインで無料通話していたので、使う機会がありませんでした。
日本のカスタマーサービスの番号に電話をかけ、最終的に2時間半待ち、ようやくカスタマーサービスにつながりました。普通に携帯電話でかけていれば、調べてみると2時間半で3万円以上かかったであろうものが、Skypeでは700円ほどで済みました。使うことはもうないと思っていたものの、1年使ってないとチャージしたお金が消えてしまうので、消えないために自分の携帯宛にSMSを送ったりしてチャージを繋ぎとめておいた過去の自分よ、よくやった!と思った日でした。

2時間半かけてつながった後の対応はやっぱり日本。とても丁寧で、迅速に対応してくれ、長いこと待ったけど、対応してくれている方も、たくさんのこんな対応をされているのに本当お疲れ様ですという気持ちでいっぱいになり電話を切りました。結局ルフトハンザ航空の便に直接予約を変更するという形で同じ便の席を確保することができました。

ストックホルムのアーランダ空港のカオス対策

7月に出発する何カ月か前からストックホルムのアーランダ空港のカオス状態が度々ニュースになっていました。セキュリティーゲートで2時間以上待つこともあるにも関わらず、荷物を預けるカウンターは2時間前からしかオープンしなくて飛行機に間に合わなかったやら、前日に荷物をチェックイン出来ると書いてあるものの、スタッフによって対応が違って受け入れてもらえない可能性もあるかも(スウェーデンでは対応する人によって言うことがコロコロ変わるはあるある)とかの可能性を考えると、スーツケースで行って荷物を預けるのはリスクがあるかもと考えると、自分で自分の身を守るには今回は荷物を預けないことが一番なんじゃないかという結論に至りました。
なので今回は機内持ち込み可能なサイズのバックパックのみで帰ることに。

持って行ったバッグは下記の記事でも紹介したOspleyのフェアビュー40。

arcticmaricorima.hatenablog.com
そして災難の結果、火事に巻き込まれたことで持っていく服もなくなり、もうこの際は服も着ているものと1日分の着替えのみで、あとは日本で服を買おうということに!

arcticmaricorima.hatenablog.com
その結果、これまでかつてない身軽な日本行きとなりました。

結局日本帰国時のアーランダ空港は、対策が強化されていて、誰もが空港に早く入れないよう、警備員の人が常に空港の入口に立っており、出発の2時間半以上前には入れないようにチェックをしていました。
ニュースを見た当時は4時間前に空港に行っている人の話などが出ていたので、どうなることやらと思っていたのですが、7月の帰国当時はどれだけ空港に早く来ても、結局荷物を預けたり、セキュリティーチェックのゲートまでは2時間半前からしか出来ないようにすることで、必要以上に早く来る人達で混雑するのを防いでいたように思います。といっても、航空会社によってはチェックインカウンターは長蛇の列のところもあったので、結果的に手荷物のみで行って良かったなと思いました。

 


日本独自のフォーマットが必要な証明書によって起きた不備

コロナテストの陰性証明を事前にMy SOSアプリにダウンロードしておく必要があった今回の帰国。陰性証明書の有効期限や、もし私の町からストックホルム行きの飛行機が遅れたり、キャンセルされたりして便が変わったりしたときのことを考えると、テストはストックホルムのアーランダ空港でするのが一番だと思い、空港の中にあるテストセンターを予約しました。
テストの値段も足元を見られている価格で、8時間待ち、4時間待ち、2時間待ちで価格がどんどん上がります。私はストックホルムからの飛行機が朝の6時発だったので、前日の夜にはすべての書類の手続きを終えていたいと思っていたので結果が少し余裕があるようにと4時間で出るプランにしました。その価格は日本円で当時約16,000円ほど。そして日本は独自のフォーマットが必要だったため、手書きで書いてもらう必要があります。それも事前に電話して対応しているか確認しておく必要がありました。
結果は4時間以内に出て、メールで書類が届きました。「Negative」の文字にほっとしたのもつかの間、書類を一字一字チェックすると、生年月日が間違っているではないですか!
すぐにテストセンターに電話するも、スウェーデン全国にあるテストセンターで電話番号は一つ。直接空港のテストセンターにかけられる番号の記載はありませんでした。やっぱりつながらない。。ただ呼び出し音が鳴り続けているにも関わらず、なかなか出てきません。最終的に何回かかけ直し、つながったものの、出てくれた人は違う町のテストセンターの方で、事情を説明してアーランダ空港につなげようとしてくれるものの、空港のスタッフの人は出ないとのこと。結局折り返しになり、電話に出てくれた方が後程アーランダ空港に電話して折り返しを待って対応してくれるということで電話を切りました。待っている間は再びハラハラドキドキ。

間違いに気づいて電話して、対応を待つこと1時間半ほどで、正しい生年月日を書いた日本独自のフォーマットをアーランダ空港のスタッフが送りなおしてくれました。なんで独自のフォーマットで手書きじゃないといけないんだー!ときっと対応する人、そして日本に行く多くの人が思ったことでしょう。。もう色々と心配することや気にすることが多くて胃がキリキリしていました。
書類はPDFフォーマットだとMySOSにアップロードできないので、スクリーンショットでまたPDFの書類の写真を撮り、アプリにアップロード。飛行機での座席番号も記載しなくてはいけなかったのでオンラインでチェックインして、アプリへ入力。数時間後に、許可がおり、これで入国時に止められることはないと思うと少し肩の荷がおりました。


帰るまでが長いよー日本

迫力満点のルフトハンザ航空機

飛行機はフランクフルト経由の羽田空港行き。遅れはあったもののちゃんと飛んでくれてほっとしました。飛行機自体はとても大きく、しかも満員。私が予約した際にはエコノミープラスしか予約が出来なかったのですが、エコノミープラスにして本当に良かったです。席の間も余裕があるし、ルフトハンザ航空を利用する際にはまたエコノミープラスで帰れたらいいなと思いました。


今回の帰国は一度も航空会社のスタッフにパスポートも書類も見せることなく日本にたどり着きました。オンラインチェックインの際も、自己責任で全ての書類を用意し、行き先の国の規制に従っているかを確認するページがありましたが、誰もそれを空港でチェックする人はいませんでした。コロコロ変わる規制で、空港スタッフの理解が異なり、ちゃんと用意していたにも関わらず、搭乗を断られたという話も聞いていたので、そういう意味では自分で事前にしっかり調べる必要はあるものの、そういったトラブルに巻き込まれることはなく日本に帰れて良かったです。

ストックホルム から離れた北の果てに住んでいるので、まずはストックホルムには飛行機キャンセルなどがあってはいけないので、前日の朝の便でストックホルムへ。そしてコロナテスト。少し気晴らしにストックホルム市内まで行ってうろうろ。
もしここで陽性になったら家に帰らないといけないかもしれないので、ストックホルムで美味しいラーメンを食べました。(笑)

陽性だったら日本に行けないしとストックホルムでラーメン笑


ホテルはまだ出来て新しいComfort Hotel Arlanda。
Nordic Choice Groupの会員になっていると、前日までキャンセル可能で、お得なお値段にも関わらず、予約時に支払いをしなくていいプランもあるので、会員になってよくこの系列のホテルを予約しています。

www.nordicchoicehotels.se

部屋も新しくてきれいでおしゃれでした


そして空港近くのホテルに宿泊と言っても、朝2時に起きて、空港に向かわなければいけないのでそこまでホテルでゆっくりできなかったものの、シャワーを浴びたり、荷物を整理したり、人目を気にせず少しゆっくり出来たりとホテルは取っておいてよかったなと思いました。朝6時発の飛行機でストックホルムからフランクフルトへ。そしてフランクフルトから羽田へ。羽田空港ではMySosで事前に承認を得ていたのでスムーズに進めたものの、空港でのインターネットがなかなか繋がらずドキドキ。そう言っても1時間ほどで出ることができ、そこから実家のある神戸行きの飛行機に乗るためにターミナルを移動。そこでチェックイン後に日本入国初めてのごはんタイム。羽田空港内にあるお蕎麦を頂き、久しぶりの日本食を噛みしめました。

羽田空港のお蕎麦屋さんで久しぶりの日本食ごはん


最終目的地まであと少し。神戸空港へは東京に住んでいた時にもよくお世話になったスカイマークエアライン。神戸行きの便数も多く、遅れも少ないのでいつも助かっています。

そして出発して丸3日目の夜に無事に神戸の家に到着しました。あー、長かった。
ただいま神戸!

神戸空港に到着


日本に帰国したのはもう数か月前のことですが、少しずつ思い出しながらここに書き残せたらいいなと思います。最近のつれづれもまた書きたいなと思っているので、よかったらお付き合いください。ここまで読んでいただき有難うございました。