2021年夏休み。1はこちら。
arcticmaricorima.hatenablog.com
Vaxholm(バックスホルム)島へはストックホルム中心から船で約1時間。
到着した飛行機の時間の関係と、船の時間を考えると、港の近くのホテルで一泊してから朝一で島に向かおうということになりました。
今回初めて泊まったホテル、Hobo
hobo.se
Hoboとはアメリカで、1930年代辺りに世界的不景気だったころに、働きながら渡り歩いていた渡り鳥労働者のことを言っていたそうです。今のノマド的な始まりの言葉にもあたるかもしれません。部屋は木が沢山使ってあったり、ホテルの内装も遊び心もありつつ、シンプルなホテルでした。また朝食が、最上階にある夜は、日本のインスピレーションを受けた北欧の創作料理を提供しているレストランTakで頂きました。
Tak(ターク)とはスウェーデン語で天井を意味する言葉でもあり、レストランは最上階にあり、ストックホルムの朝の町の景色を眺めながらの朝食となりました。
あまり内容を知らずに行ったものの、日本がコンセプトのレストランだからか、朝食メニューは英語と日本語で書かれていたり、朝からご飯やみそ汁、お漬物などが食べることが出来て、なんか心がほっとしました。あのお味噌汁を飲んだ時の安心感。生き返ります。
その他、パンやグリーンスムージー、コーヒーもとても美味しくて、大満足の朝食でした。また朝食だけ食べに来たいぐらい。
食器もちょっと和風テイストだったり、また各テーブルにはお箸も用意されていました。
丁度キャンペーン中に予約してあったので、お値段もお手頃で朝食付き。二人で750Kr。約9000円でした。ストックホルム市内中心地にあるにもかかわらず、Vaxholmへ行く港へも徒歩で行け、満足の滞在でした。
さて、腹ごしらえもしていざ、出発。
港はノーベル賞受賞者が泊まる、グランドホテルの前辺りにあり、色々なストックホルム郊外の島へ船が出ています。
沢山の船が色々な島へ出ているので、行先は要チェックです。
お天気にも恵まれ、気持ちい風を浴びながら、ゆらゆらと一時間。
この目的地に着くまでの船からの景色を眺める時間が、今回の楽しみの一つでもありました。自然の景色だったり、ストックホルムの島にある数々の豪邸を眺めたり、通り過ぎる船やヨットを見たり。
今回のVaxholm島のメインは、お城のB&Bに泊まること。
お城はVaxholmのメインの島になく、少し離れた小さな孤島にポツンとあります。
メインの島とその孤島間は、小さなボートが定期的に行き来しており、そのボートに乗ってお城へ向かいます。
可愛い黄色のボート。その後ろに見えるのが私たちが泊まったお城のB&Bです。
(HPより)
夏の間は運航している時間も長く、といっても最終が21時。これを逃すとB&Bには帰れません。
ホームページにも、そして宿泊にあたっての注意事項などのメールにも気を付けるようにと何度も書かれていました。それでも最終便を逃す人がいるのでしょうね。。水上タクシーもあるみたいですが、島々間はこの黄色い船で5分程度。プライベート水上タクシーを呼ぶのもためらう距離ですね。。
島に着いたのがお昼前。バックパックだけでも預かってもらえないかと、一度お城へ向かいました。スタッフらしき人はおらず、受付には、たくさんの封筒とその封筒には名前が。封筒の中に鍵が入っていて、もう部屋には入っていいようでした。B&Bなので、施設はとても簡易的ですし、部屋にはテレビもありません。共同のシャワー、トイレで、また古い建物なので、音漏れがひどいため、大声で夜は話さないように、外でお酒は飲まないように、また木造のところも多いので、絶対に火は使わないでなどたくさんの注意書きがありました。なんか学校の修学旅行にに来たみたい。
日中は博物館として開放されているので、観光客もたくさん見られますが、夜は宿泊者のみしかその島にはいないので、とても静か。島の周りを一周するのも15分あればできてしまいます。
夕方と朝に散歩しました。
今回は一泊と、Vaxholmのメインの島にあるレストランのコースディナー、朝食付きというプランを選びました。レストランの予約は18時。それまで島内をぶらぶら歩いたり、屋外カフェでお茶したり。そんなにお店など見るところがあるというよりは景色を楽しむという場所で、ベンチに座って海を眺めているとなんか眠くなってきて、うとうと(笑)
平和な時間が流れていました。
歩いて、お腹も空かせたところで、夜ご飯へ。次回へ続きます。