Somewhere in the Arctic

北欧在住。家の窓からオーロラが見える、雪深い北極圏近辺でひっそり暮らしています

人が握ってくれたお寿司を食べたい・・

お寿司は買うのではなく、作るように

 日本からスウェーデンに引っ越してきて何年かは、かつて日本で作ったことがなかったにも関わらず、頻繁にお寿司を作ることがありました。

日本から来たという背景から、人を家に呼んだり、一緒にご飯を作って食べようって話になると、決まって相手からのリクエストはお寿司だったからです。

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いつものようで自分がちょっと違う夏

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(暗くならない夜再び)

朝家を出るとき、昼ご飯を食べるとき、そして家に帰る時も空が暗いと思っていたら、いつの間にか朝家を出るときも、帰るときもそして寝る時まで明るくなっていた。

 

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北欧で愛されているあの黒いお菓子を食べてみました

低血圧ならあの黒いお菓子を


先日、会社の同僚に低血圧であるということを話すと、そこにいた同僚みんなに
「ラクリスを食べたほうがいいわよ」と言われました。
北欧に移住する前に食べて美味しい記憶がなかったラクリス。それ以来、私は食べたいと思ったこともなく、食べずに月日が大分経ってしまいましたが、スウェーデンの人は大のラクリス好きがたくさんいます。

 

ラクリスとスウェーデン語では呼ばれていますが、日本語では英語からリコリスと書かれているのが多いかもしれません。リコリスのお菓子は北欧ではとても愛されているお菓子の一つ。

キャンディー、グミ、アイスクリームからケーキ、チョコレートにも入っているどこでも買える大人気のお菓子です。

北欧やドイツに旅行に来られた方ならあのびっくりな真っ黒なお菓子を目にしたことがあるかもしれません。

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「お箸の使い方上手ですね」と褒めることが褒めているとは限らない

先日、日本にいる母と電話で話している時にこんなやり取りをしました。

 

母 「先日、買い物に行った時に生地売り場の前で外国の人が日本語のマスクの作り方を見ながら生地を探していたのよ。日本語で見て作るなんて凄いわよね。」

そこで私は「ん?」となりました。

私 「えっ、ちょっと待って。どうしてその人が話したこともないのに日本語がわからない前提で、外国人だって思うわけ?」ととっさに反応してしまいました。

母は何の悪気もなく凄いって思ったことを私に話しただけで、なんでそんなことを聞くのという感じでした。

私は続けました。
「まずその人が見た目だけでは外国から来た人かそうでないかはわからないし、もしかしたら日本で生まれて日本語しか話せないかもしれないし、外国からきて日本に住んでいる人だけど何十年も日本に住んでいて日本語に不自由なく暮らしているってパターンもあるでしょう?」

母は少し考えたあとにそっか〜と納得したようでした。

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そして一年 止めたことと始めたこと

そして一年

少しずつ日も長くなってきて春が近づいてきているように感じます。

来週末には夏時間に変わる。夏時間、止めるなんて話もあったように聞いたけど今回はまだ続くようです。

まだまだ雪深い風景ですが、仕事への行き帰りの空が明るいことに嬉しくなります。

 

もう去年の今頃、パンデミックが起こったと書いてから一年経ちました。

一年後はどうなっているかなんて想像もできませんでした。

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アルバイトの思い出から買ったもの

 

先日、NHKのどうしてそのバイトやっているんですか?というを番組を見ました。

番組に登場されていた方がどういったバイトをやっていて、またそのバイトについて色々話をするという番組でした。ちょっと珍しい仕事をされている方のお話も聞けたり、楽しんで見ることができました。

それぞれ皆さん色々な理由があってお仕事されていると思いますが、そんな中出演されている皆さんの「好き」が詰まっていて素敵だなと感じました。

アルバイトって結構選ぶ際に自分の好きなものから選ぶ方って多いのではないでしょうか?例えば、「あのケーキ屋さんのケーキが好きだからあそこで働いてみたい」みたいな。もしくはあそこのケーキが沢山食べられるかもしれないなんて期待も抱きつつ。。

私もそんな自分の「好き」から選んだアルバイトばかりでした。

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時間の流れをふと考えて2020年振り返り。そしてこれから

年の区切りがあるっていいなと思えた2021年の始まり

 
1年が約365日かけて巡ると発見したのは今から約6,000年前の古代エジプトの人らしい。星の見え方が約365日で一回りしていることをこんなにも前の人達が発見していたなんて本当に凄い大発見。

地球が約365日かけて太陽の周りを一周するということを発見し、でも古代エジプトの人たちが作った365日のカレンダーが少しずつずれてしまっていることに気づいて、約2,000年前に、4年に一度、「うるう年」を作ることで調整することにしたってことが今でも続いているって思うとなんだか、時の流れってつながっているんだなってしみじみと感動してしまった。

 

そんな時間の流れについての子ども向けの面白いページを見つけました。
とてもわかりやすく書かれています。

1年が約365日だと発見したのはどこの人? ★ 時のハテナにせまる!! ★ キッズタイム ★ 時と時計を楽しくまなぼう

 

普段生活している中で、季節を感じたり、月を感じたり、時間を感じてそしてそれに沿って毎日を当たり前のように過ごしているのだけど、なんか今回は初めて2020年から2021年に変わったことでなんか「2020年、終わってくれたよ」とほっとした気持ちになったような気がします。

もちろん気持ち的な問題なのだけど、年が変わったことで、「今年はこうしたい」とか、いい年になりますようにとか挨拶しあったりすることで、「さあ、また仕切り直して頑張りますか」みたいな気持ちにさせてくれるから不思議なものです。仕切り直しって大事。

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