Somewhere in the Arctic

北欧、在住10年目。家の窓からオーロラが見える、雪深い北極圏近辺でひっそり暮らしています

人が握ってくれたお寿司を食べたい・・

お寿司は買うのではなく、作るように

 日本からスウェーデンに引っ越してきて何年かは、かつて日本で作ったことがなかったにも関わらず、頻繁にお寿司を作ることがありました。

日本から来たという背景から、人を家に呼んだり、一緒にご飯を作って食べようって話になると、決まって相手からのリクエストはお寿司だったからです。



地域の文化センターでお寿司教室を開いたり、またとある会社に招待されて参加者とお寿司を一緒に作るというようなイベントもしたこともありました。正直、私がそんなクラスを行ってもいいのですか?!という気持ちはありましたが、お願いされたからにはしっかりやりたいと、家庭で作ってもらえるお寿司を色々研究しました。こんなに酢飯と格闘したり、どこで生のおいしいサーモンが手に入るか探し回ったり、またスウェーデンで美味しいと思ってもらえる、現地で調達できる材料で作れるお寿司を色々試したことなど、こんなにお寿司と向き合ったことは今までなかったかもしれません。地域の人との交流が出来たのも嬉しかったですし、また家に帰って作って振舞ったと報告してくれた人がいたのもとても嬉しかったです。

 

初めて交換留学をした時にスウェーデンに滞在した時も、やはり持ち寄りパーティなどでもリクエストはお寿司がダントツ一位でした。私が交換留学していた、スモーランド地方にある大学は当時「日本食パーティ」というイベントもあって、当時は約150人ぐらいのゲストを招待して、お寿司や、その他日本食を振舞ったりする大イベントもしていたぐらいで、需要がかなりあった印象を受けました。ゲストのお目当てもお寿司という方が沢山いました。私にはその頃からスウェーデンでは寿司は食べに行くものではなく、作るものになっていました。

 

スウェーデンお寿司事情

今では、スウェーデンの大都市には本格的なお寿司を食べれるお店が増えてきているものの、私の住んでいるような小さな地方都市では、「Sushi」はあるけど、「寿司」はなかなか食べられません。ファーストフード的な位置づけで「Sushi」は若い世代にとても人気です。ヘルシーと言ってよく食べている人もいますが、果たしてあんなにたくさんお砂糖が入った酢飯をヘルシーと言えるのかは疑問ですが。。

でも、「寿司」とは違うんです。

こちらの皆さん、サーモンが美味しい国がお隣にあることもあり、サーモンだけのメニューを食べる人もたくさん。サーモン8貫盛り、サーモン12貫盛りなんてメニューも案外普通に見かけます。

こちらに越してきて、専門学校に通っている時に、学校の後や、週末は町のお寿司屋さんで働いていたのですが、人気なのは、サーモン、アボカド、そしてチリマヨネーズをたっぷりかけたもの。常連さんだと、週に3,4回、買いに来てくれる人もいて(しかも毎回同じメニュー)、それぐらいお寿司が大好きな人もたくさんいました。

こんな感じのメニュー。

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Sushi サーモン&アボカドセット

 

海外ならではのお寿司も、「Sushi」と思って食べると美味しいものもあります。カルフォルニアロールのように、海外で生まれたお寿司も、ユニークで、メニューを見ていても「こんな発想が!」と驚く組み合わせのものも多く、彩りもとても美しいです。でも、やっぱり長く日本を離れていても、日本で食べるお寿司はやっぱり格別だなって思います。自分で作ってばかりいた時は、しばらくはお寿司に拒否反応が出て、見るのもいやだった事もありましたが、やっぱり次日本に帰国できる際には、人に握ってもらった、サーモンだけじゃなく、色々なネタが選べるお寿司屋さんに行きたいな。

はあ、お寿司食べたい!!

 

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2019年にポルトガルに出店している日本からのレストランで食べた海鮮丼。
魚も新鮮でとても美味しかったです。

 

 

今週のお題「寿司」