お弁当って、色々とその国や、地域よっても違っていて面白いなって思います。
各国で売られている持ち帰りのお昼ごはん、またそれぞれが家から持ってきているお弁当をみても、その国や地域、そしてご家庭の食文化が垣間見れるような感じがして、何を持ってきているのか気になっちゃいます。
さて、スウェーデンのお弁当事情はいかがなものでしょう。
以前、日本に住む友人に
「外国のお弁当って、あういうアメリカのドラマで出てくるようなランチボックスにサンドイッチとか入っている感じなの?」
と、聞かれたことがありました。
私も実際、日本で見たアメリカのドラマでサンドイッチを高校に持っていったりしているのをみたことはありますが、スウェーデンの学校は給食が基本、保育所から高校までついていますし、また会社でもそういったランチボックスを持ってきている人を私の周りでは見たことがありません。
今まで、こちらの語学学校、専門学校、そしていくつかの職場を見てきましたが、スウェーデンで一般的なのは、会社にも学校にもキッチンが備え付けてあって、電子レンジもあり、ごはんを温められるということ。
学生の時は、周りもやはり学生の身分ということもあってか、お昼ごはんを家から持ってきている人が沢山いましたが、皆さんのお弁当を見てみると、たいてい、昨日の晩御飯をタッパに詰め込んで、学校で食べているという人が殆どでした。
あまり日本のような彩りを考えたお弁当というのはなかなか見かけません。
こっそり人様のお弁当を拝見すると、パスタや、サラダを持ってきている人が多い印象でした。あと、スウェーデンの家庭料理、ミートボールもよく見かけました。
お昼の時間になると、電子レンジの前に行列が出来ます。
会計職業専門学校の時は、30人ほどのクラスメートで5つの電子レンジを使っていましたが、行列が出来ていました。
そしてみなさん、備え付けのキッチンに置いてある、食器に移して食べ、食べ終わった食器は備え付けの食器洗浄機の中に入れ、いっぱいになったら誰か気がついた人が洗浄機を動かすといった流れでした。
働き始めてからは、逆にお弁当を持ってきている人をあまり見かけません。
以前の職場でも会社のキッチンでお弁当を温めているのはいつも同じメンバーで、私を含め2,3人程度。
現在の職場では、お弁当を持ってきて食べている人を一人も見たことがありません。。
なので、電子レンジも1つしかありませんが、待たされることはありません(笑)
外出している人が多いので、皆さん外で食べているようです。
外で買ってくる人でよく見る持ち帰りのお弁当は、サラダ、お寿司が多いような印象を受けます。(持っているレストランの手提げ袋などから)
もっとスウェーデンでも都会だと他にも色々お持ち帰りの選択肢があるのでしょうか。
私は、やはり家計のため、また健康のためにもお弁当を家から出来る限り持って行きたいなと思っているのですが、なかなかこれを続けることが難しい・・
最近やっと、めんどくさがりやな私が落ち着いてきた、続けられそうなお弁当の献立。
次回の記事に書いてみたいと思います。