Somewhere in the Arctic

北欧在住。家の窓からオーロラが見える、雪深い北極圏近辺でひっそり暮らしています

北から南へ1500Km横断 会いたい人に会いに行く旅。 其の3 Lund & Malmö そして夏至祭祝日

夏至の日は祝日のスウェーデン。

金曜日から3連休です。

 

6月22日(金) Midsommarafton (夏至祭前日)

6月23日(土)    Midsommar (夏至祭)

 

てっきり金曜日は出勤だと思っていたので (カレンダーは赤くなっていなかった)、

休みだよと会社の人から言われて急に知ったので、なんか得した気分に(笑)

以前は祝日も勤務する必要がある仕事だったのであまり深く考えたことがありませんでした。

 

夏至祭当日よりも前日に各地で色々なイベントが行われます。

ここ数年、私の町は夏至祭にいいお天気だった記憶がありません。

夏至祭前日の昨日は大雨でした。。

 

日の最も長い、夏の日を祝うお祭り。

私の住む北極圏域は、太陽が沈まず、一日中明るく不思議な気持ちになります。

 

晴れていると写真のように民族衣装を着た人たちが歌を歌い、楽器を演奏しながらポールの周りを踊るイベントが行われています。(凄く適当な説明。。笑)

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 (写真はhttps://www.expressen.seからお借りしました)

 

 

ブログを振り返ると2012年にとても良いお天気に恵まれ、夏至祭のイベントに行った記憶はありますが、それから行った記憶があまりなく・・

 

arcticmaricorima.hatenablog.com

この時はスウェーデンに来て初めての年で、交通機関も14時までとは知らず、バスを逃してしまい帰る手段がなくなり困りました・・

優しいバスの運転手さんが途方に暮れているところを通りかかり、営業外にも関わらず歩いて帰る距離まで連れて行ってくれて本当に感謝したことを今でも思い返します。

 

 

さて、5月に会いたい人に会いに行った旅。

其の3でそろそろ締めくくりたいと思います。

 

 

前回の記事はこちら

 

arcticmaricorima.hatenablog.com

 

Växjö(ベクショー)、そしてAlvesta(アルベスタ)を後にし向かった先は、更に南、スウェーデン、スコーネ地方に位置する、Lund(ルンド)という町。

 

Lundは学生の町としても有名で、世界各国からの学生がルンド大学に在学しています。

ウィキペディアによると、大学職員と学生で人口の約4割を占めているのだそう。

 

そんなルンドでの目的は、以前同じ町に住んでいた友人が、旦那さんの仕事の都合で引っ越してしまったので、久しぶりに彼女に会いに行きました。

 

彼女は、私がスウェーデンに越してきた時と同じぐらいの時期にスウェーデンに引っ越してきて、学校が同じだった事、また同じ年齢で、考え方なども色々似ている点が多かったということもあり、沢山の時間を共にしたこちらで出来た大切な友人。

 

私達の考えの基盤はどこから来ているのかという深い話や、

arcticmaricorima.hatenablog.com

 

”KAMIKAZE"を日本語と知らず使っていたことに驚いたり、

arcticmaricorima.hatenablog.com

 

ブルガリアと言えば日本では、ブルガリアヨーグルトが有名だということを話すと、とても喜んでくれ、ブルガリアからヨーグルトの種を持ってきてくれて、本場ブルガリアヨーグルトを作ってくれたこともありました。

 

駅から郊外に位置する彼女の家にお邪魔し、お家で彼女のお手製のラザニアを呼ばれたり、彼女の子どもと一緒に公園に行ったり、ルンドで観光は全くしませんでしたが、久しぶりの思い出話に花を咲かせたり、近況報告をしたり、濃い1日を過ごすことが出来ました。

 

 

本当に南スウェーデンではいいお天気に恵まれ、暖かく本当に気持ちよかった!

5月には花が咲く姿を見れない、私の住む地域。色鮮やかな花や緑も沢山見ることが出来て、満足して帰宅です。

 

 

彼女宅に1泊させてもらい、帰りはデンマーク、コペンハーゲンが目の先に位置する、スウェーデン最南端、Malmö(マルメ)にある空港へ移動し、飛行機で帰宅。

もうすぐ家に着く!という時の飛行機からの景色。

北はまだまだ海が凍って雪が積もっていた5月初旬。

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同じ国でも、北と南では遠いなと感じました。

飛行時間、乗り換え1回で2時間半。景色も建物の外観も全然違います。

会いたい人たちに会えて、満足の旅となりました!

また行きたい!

 

ここまで読んで頂き有難うございました。