Somewhere in the Arctic

北欧、在住8年目。家の窓からオーロラが見える、雪深い北極圏近辺でひっそり暮らしています

友人とのランチ。

先日、久しぶりに急遽お休みが出来たので、こちらに来て間もないころから

仲良くしている友人とランチへ。

 

彼女とは最初の語学学校で知り合い、その後、場所は違っても、新しい土地で

暮らすことの大変さを共有してきた。

現在では彼女は正社員で仕事を得て、そして子どもが生まれたこともあり、

毎日忙しく頑張っている。

あまり頻繁に会うことはなくなってしまったけれど、ここで私の数少ない

大事な友達の一人。

 

そんな彼女とのランチでの話題は、彼女が「移民であることに疲れた」と言ってきたことから始まった。

 

 

どれだけ語学を頑張っても、そして現地の人と対等な仕事に着いても、

ふとした所で、自分が外国人だと感じてしまうことに疲れてしまったと。

 

例えばアクセントや、話の内容。

この国は色々な国からの移民、そして移民で来た親を持つ現地で生まれた

子どもも多いことから、見た目だけではどの国の人かということはわかりにくい。

 

でも話すとやっぱり、あ、外国人なのねとわかってしまう。

もちろん、それは全然悪いことではないのだけど、彼女にとっては

そう言われたことが嫌だったのだ。

 

会社でも、自分の国の話題を出されて、からかわれたり、

頑張って語学を勉強していて、普段も現地の言葉で対等に頑張ろうと頑張っている

にも関わらず、「あなたのアクセントで

すぐわかっちゃうよ」なんて言われてしまうことが彼女にとってはショックだったよう。

 

 

彼女の気持ちもよくわかるので、どうやって彼女を元気づけられるかと

悩んでしまった。

 

外国に住むということは、やっぱり自分が意識する以上に自分の生まれた、

そして育った国を無意識のうちに意識するようになっているのかもしれない。

 

日本に住んでいる時には意識なんてしたこともなかったけれど、

違った国に住むことで、どれだけ自分が育った国の影響を受けているかを

肌で感じる人は多いように思う。

 

グローバルな世界になればなるほど、それぞれの国意識がもしかしたら

強くなっているのかもしれない。

 

それはもちろん外国に住むうえでぶち当たる壁であり、それで悩んだり

悲しくなったりすることもあるのだけど、一方では、興味深いことだと

思える時もあったり。