Somewhere in the Arctic

北欧在住。家の窓からオーロラが見える、雪深い北極圏近辺でひっそり暮らしています

【2022年日本帰国日記2】観光特急しまかぜで伊勢志摩へ

伊勢志摩への旅

3年3カ月ぶりの日本帰国。滞在は約2週間。

帰国の目的はいくつかありましたが、その一つが母と妹と国内旅行へ行くこと。

私が帰国する際に一緒にどこか国内旅行をすることが毎回定着していて、母もそれを毎回楽しみにしていました。

なので母は私が以前帰国した2019年以来、パンデミックの影響ももちろんありますがどこにも旅行に行っていないので、今回の帰国の際はどこか連れて行ってあげたいなと思っていました。

これは毎回ですが、旅行の計画、予約は私が全て担当します。母も妹もそういったことはあまり好きではないようで、私がスウェーデンから交通機関から宿泊先の予約、そして旅行プランを立てます。私はそれがあまり苦ではなくてむしろ好きなほうかもしれません。そして、時差とかを考えずネットで全て調べて予約ができちゃう今の世の中、今では当たり前ですが、ちょっと前では当たり前ではなかったって思うと凄いなってふと思うことも。今回は母が伊勢神宮に行ったことがないということで一度行ってみたいという希望から伊勢志摩への旅を計画しました。

日本行きの飛行機が遅れて到着が遅れたり、また日本に行けなかったことを考えるとがっちり色々予約してただけにどうなるやらと帰国前は内心ドキドキでしたが、ちゃんと予定通りに日本に着くことが出来たので、旅行を決行することが出来ました。

 

特急列車「しまかぜ」で伊勢志摩へ

伊勢志摩へは、妹と旅行の話をしている時に、妹が一度乗ってみたい特急列車があるということで、ぜひその列車に乗って行こうということになりました。その名も観光特急しまかぜ。出発日から1カ月前からしか予約が出来ず、予約も人気の席だと早い段階で満席になってしまうということで、何度か伊勢志摩に行ったことがある妹も気づいたころにはすでに予約がいっぱいだったということで乗ったことがないということでした。

 

www.kintetsu.co.jp
予約は出発前の1カ月前からで、3列配置のプレミアムシート、もしくは和風個室、洋風個室など種類がいくつかあります。私たちは最前列車両の3列配置のプレミアムシートを予約しました。出発日から1カ月前の10時から予約が可能ということで、私がサイトで予約したのが日本時間のお昼過ぎでしたがそれでもすでに最前列車両の1、2列目、また個室は既に予約が入っていて、私たちは最前列車両の3列目を予約しました。

観光特急しまかぜ 運行区間マップ

観光特急しまかぜ|近畿日本鉄道)

一日一本の運行で私たちが乗った大阪難波駅から10時40分発。最終駅賢島まで約2時間半の旅となります。

 

しまかぜのご到着

席からの眺め

とってもゆったりとした席の配置で、また横の窓も運転席がある前の扉も大きなガラス張りになっているので、前も横からも景色を楽しむことが出来ました。

乗車記念スタンプ

こういった乗車記念スタンプを押して証明書を配ってくれるところも日本ならではという感じで、更に旅行先への道のりを楽しくしてくれる配慮がされているなって思う。

 

駅弁しまかぜを食べながらゆっくり

日本の電車の醍醐味、駅弁を電車で注文しました。

しまかぜ弁当

色とりどりの美味しいものを少しずつ食べられる幸せ

こういう彩りが美しく、美味しいものを少しずつ食べられるお弁当って海外ではなかなかお目にかかれず、開けた瞬間にわっと声が出てしまいました。味もとても美味しく、ゆっくり味わって、景色を眺めながら頂きました。

窓からの眺め

今回は鳥羽で降りたため、約2時間の旅で、快適な電車だっただけに時間があっという間に過ぎて、正直もう少し乗っていたい気持ちでいっぱいでした。

宿のチェックインまで少し時間があるので、せっかくなので、日本屈指の規模を誇る鳥羽水族館へ足を運ぶことに。

今回は行きのみしまかぜでの予約でしたが、また機会があればもう少し長く乗っていられるよう、最終駅賢島まで予約したいなと思うほどの快適な電車の旅となりました。

 

続きます。

 

2022年日本帰国日記1

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