Somewhere in the Arctic

北欧在住。家の窓からオーロラが見える、雪深い北極圏近辺でひっそり暮らしています

北の国だけど。。

今年はビックリするほど暖かく、雪もほとんど2月にはなくなってしまった。

 

2月の初めは、久しぶりに長引く風邪をひいてしまい、家でおとなしくしていたこともあり、2月後半は、楽しみにしていた海でのスケートやまだ初心者だけど、スキーも挑戦したいって思っていたのに、どちらも雪と氷が解けるのが早すぎて、一度も出来ず。。。

 

1月はマイナス35度近くまで下がった時期もあったようだけど、本格的な冬と言えば2月!と思っていたこちらの人には驚くほど暖かかったよう。

 

道は溶けた雪が凍って、アイススケート状態で、歩くのが大変だったけど、まだ一度も転んでない。

こちらに越してきた時は滑って転んでばっかりだったから、そう思うと、ちょっとはなじんできたのかな(笑)

 

 

暖かいといっても、0度を前後する気温に加えて、曇りばかりで太陽も先週久々にみて、嬉しくて太陽に手を拝んでしまうぐらい太陽の温かさに飢えておりましたが、週末にはまた久しぶりに太陽が見れるかも♪

 

 

 

普段降るはずでない場所で大雪が降ったり、寒い場所で暖か過ぎたり、地球が怒っているのだろうな・・・

地球にやさしい生活を心がけて毎日過ごさなきゃと思った今日この頃でした。

2014年

あっという間に、2014年が始まってもう1カ月以上が経ちました。

年末年始はこちらで過ごし、1月の半ばから終わりにかけて日本に帰国していました。

 

1年ぶりの日本。

 

今回は2週間の滞在で、実家のある関西のみで過ごすことにしました。

色々とタイミングがあったり、合わせてもらったりで貴重な時間を割いて会って頂いた皆さん、どうもありがとうございました。

 

 

久しぶりに会ってもそれを感じさせてない友人に会う度に、新しい近況報告や

つきない話が出来て毎回刺激をもらえ、強行スケジュールでもみんなに会えてよかったなと帰ってきてしみじみ思います。

1日だけ会うには時間が足りないくらいもっと色々話がしたいなという気持ちも

山々ですが・・

 

 

食べたいものリストなんてものを作って、食べたいものを制覇していたら、

お腹を壊したりもしましたが(ただの食べ過ぎと疲れ。。)満足です。

 

今回は母とも久しぶりの二人での旅行にも行きました。

遠い所に住んで、色々と不安にさせているので、少しでも楽しんでもらえていたら嬉しいな。

 

 

こちらに戻ってくるに伴って、妹が初めて欧州入り。

初めてのヨーロッパです。オーロラが見たいということで、寒い冬に飛びましたが、

あいにくのお天気でオーロラはラッキーなことに一瞬見れましたが、次に課題が

残りました。

でもこんなに長い時間一緒に時間を過ごしたのは久しぶりかも。

楽しんでもらえてたなら何より。

もう今年も終わり!?

久々の日記。

 

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最後に書いたのは7月末となると、もう4カ月近くも経ってしまったのね。

 

季節はいつのまにか冬になり、外の気温はマイナス12度。15時には外は真っ暗に。

 

夏の時には、去年も体験したにも関わらず、こんなに寒くなって雪が積もってなんて

夢だったように感じるけど、今では暖かく、太陽が真夜中も照っていたのが嘘のように思える。

 

日本ほど華やかなイルミネーションはないけれども、街にはクリスマスグッズがたくさん出てきて、周りでは子どもや孫へのクリスマスプレゼントはどうしようかなどの話を聞くと、「ああ、もう今年も終わりなんだな」と少し実感がわいてきた。

お部屋で暖かい飲み物を飲みながらキャンドルを灯し、積もる雪を窓から眺めると、ああ、いいなって思うけど、やはり暗いと身体が疲れやすくなるようだ。

 

 

夏から冬にかけては、単調だったようで、自分の手帳を見返してみると色々変化も

あったよう。

大学で取っていたスウェーデン語のコースが終了。

また日中と夜で2つ仕事を掛け持ちしていたが、1つは、残念ながら、半年の契約で更新ならず。こういう所は今は日本もシビアなのだろうか。

 

この国では仕事を始めてみて、最後に入る人が、最初に出ていくことがとても多いように感じる。一度試用期間を過ぎてしまうと、解雇することが難しくなるということも理由の一つ。

なので、なかなか若い人の雇用率が上がらず、私の住む町でも課題になっているようで、若者が社会に入っていけるようにと、色々なシステムは団体、またイベントなどを開催してサポートしようと色々考えられてもいるよう。

 

インターンシップとして、何カ月も働き、採用を考慮することがとても主流で、日本のように新卒採用がないこの国では、大学を出ても、経験やコネがないとなかなか仕事が見つからないのが現地の人にとっても現状のよう。

 

 

不定期に趣味の延長で開催している料理教室は、今回で3回目。今回は参加者の方のリクエストで、日本の家庭で作る、和食をメニューに。

 

買い出しから、レシピの作成、参加者の方とのやり取りなど、準備は色々と大変だけど、日本の食文化に興味をもって真剣に聞いて下さる参加者の方を見ると、やってよかったなと思いました。

 

久々に書き留めてみました。

夏休みの旅日記 その2 ストックホルム編 レストラン Bakfickan

パリを後にし、ストックホルムへ。日本から遊びに来てくれる友達とはここで

待ち合わせ。

 

一人は関空から、そしてもう一人は成田からフィンエアーに乗り、ヘルシンキで合流というとても効率の良い待ち合わせ。フィンエアーは同じ時間ぐらいに出発し、到着するので、こんな待ち合わせの仕方も出来るんですね。

 

 

夕方に着いた友人を空港のバスの到着駅まで迎えに行き、無事に出会えてホッと一安心。荷物を置いた後、町をぶらぶら。友人達は日本の暑さからは想像も出来ない肌寒さにびっくりしていました。

 

お腹もすいていたことから、早速予定していたスウェーデン料理のお店へ。

 

 

王立オペラ劇場内にある、BAKFICKANへ。

 

Bakfickan

http://www.operakallaren.se/page.asp?pageID=1098

Nobis Bakfickan 03 B 

280 A8152

(写真はwebsiteからお借りしました。from homepage) 

 

こちらは予約が出来ないため、もしあまり待たずに済むならと思って行きましたが、

ちょうどタイミングがよかったのかスムーズにテーブルへ通してもらえました。

 

 

メニューは代表的なスウェーデン料理です。

 

友人たちは、初めてのスウェーデンミートボール、私達夫婦は今月のおすすめのお肉を頂きました。

 

本当に美味しかったです!

友人も二人とも初めてのスウェーデン料理。おいしいと食べていて、よかったです。

おすすめのレストランです。

 

 

またストックホルムに行く機会があれば、他のお料理も食べてみたいなと思いました。

夏休みの旅日記 その1 パリ編

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仕事を始めてからの、初めての夏休み。

仕事を調整することで、2週間のお休みを頂けました。

自分用に書き留めておくためにも少し夏休みについて書いておきたいと思います。

 

前半は、夫と久しぶりに旅行へ。

後半は、日本から友人がはるばるとおい北の国へ遊びに来てくれました。

 

久しぶりの夫との旅行に選んだのはフランス、パリ。

 

計画の際に考えた候補は色々あったけど、航空券がまだお手頃だったことと、田舎に住むようになって、田舎の自然いっぱいな風景も好きですが、素敵な建物がいっぱい並ぶ街中をブラブラ歩いてみたいなと思ったことがきっかけで、パリにしました。

 

私にとっては、学生時代に卒論の奨学金ももらってスウェーデンに行った帰りに

乗り換えで立ち寄ったパリから2回目。

夫は15歳に学校から行ったことがあったということで、十年以上ぶりの2回目のパリでした。

 

 

ホテルに選んだのはチェーンホテルの一つでもある、ロレッタオペラという名前の3つ星ホテルでした。

パリはホテルは本当にピンからキリまであって、予算内で探すことが大変でしたが、今回宿泊したホテルは、シンプルな中にも、清潔さがあり、また対応して下さったフロントの方も丁寧でよかったように思います。

 

 

今回は短期間の滞在だったので、美術館には入らず、歩いて景色を楽しむことを目的に。

建物の細かいところまでもが、本当にうっとりするような建築物が町にたくさんあふれていました。

 

 

パリ旅行のもう一つの目的な、日本食を食べること。

 

一部のエリアでは、フランス人の方ももちろん、日本食のさまざまなジャンルのレストラン、お店が並んでいるところがあり、そこで、2日続けて、日本食のお昼ご飯を頂きました。

 

2日目に食べたレストランでは、フランス人の男性が丁寧に日本語でメニューを説明してくれました。

隣では、スーツを着た日本人サラリーマンが昼食を食べていて、少し日本っぽい雰囲気を感じることが出来ました。

 

フランスのごはんも美味しいものがたくさん。見ているだけでもうっとりしちゃうような、素敵なお菓子もたくさん。

 

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ある一日の夕食は事前に予約さたディナークルーズへ。

 

もちろん、選ぶコースによって、お料理も席の位置もランクがありますが、前菜、メイン、チーズ、デザート、そしてボトルワインと食後のコーヒーがついて、全てのテーブルが窓側に設置されており、生演奏を聴きながらのクルーズは、パリ旅行の中でも一番の思い出となりました。

 

とても有名なクルーズなので、ガイドブックにものっていますが是非パリ旅行の際はオススメです。

天候に左右されてしまう…

 

 

最近は天気も雨続き。晴れている日は「わ~夏だ!」とそれだけで気持ちがうきうきするほどなのに、雨が降り天気が悪くなると、気温も10度近くまで下がり、寒くて、暗くて気持ちまでどんより。

 

先日こちらの出身の方と話した時もその方が言っていたのですが、子どもの頃はこんなに天気で気持ちを左右されることはなかったのに、大人になって、天気ひとつで気持ちが変わるようになったと。

確かに、そうなのかもしれません。。

子どものときはどんなに暑くても、寒くても外で遊んでキャッキャッ言っていたのに、さすがに同じようにはいかないのね。。(笑)

 

みんな7月になると休暇を長く取る人が多く、こちらの国では休暇を待ちわびる人でいっぱい。

私もその一人。

7月には友達が日本から遊びに来てくれる。そして、なかなか一緒に時間を過ごすことの出来ない忙しい夫とも、旅行に行く予定も立てている。楽しみだな。

その前に今週からは土曜日出勤もあるので、体調管理をしっかりしなきゃ。

 

そして、最近あった出来ごとからまた、言葉って本当に深くて難しい。。

と感じるのは毎日ですが、最近さらに感じます。

 

 

母国語でさえ、上手く伝わっているかを考えると難しいにも関わらず、

外国語となるとさらにその不安が。

仕事場でも上手くコミュニケーションが伝わらない時があり、もどかしい気持ちになります。

 

相手はそんなつもりでもないのに、日本人的にとらえてしまって、落ち込んでしまったり、または自分が書いたメールが失礼にあたるのではないかと、深く考えすぎて、どう書いたらいいかわからなくなってしまったり、電話で応対しても方言の訛りが強くて、何度も聞き返していらっとされてしまったり・・

うーん、これは日々勉強、そして慣れていくしかないんでしょうね!

 

最近のつれづれ

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餃子ごはん

 

 

ちょっと時間があると、保存食&保存お菓子を作りたくなります。

作っておいて、冷凍出来るものは冷凍。

 

週末はもくもくと餃子を包みました。

こういった無心で出来る作業って大好きなんです。

 

そして冷凍庫に、ぱぱっと作って食べたい時にストックがあると嬉しくなる。

パンやケーキも焼いておいて、出来たてを一つ頂いたら、後は冷凍出来るものは

冷凍し、食べたい時に食べれるというのはとても幸せなこと。

そして自分で作るので、甘さや辛さ、入れたいものも調整出来て、何が入っているかも

わかるので安心して食べられます。

  

 

現在は学生の身でもありますが、仕事も掛け持ちでしているので以前よりも自由に使える時間が少なくなりました。ですが、「あ、仕事まで1時間ある!」とマフィンを焼いたりするのが楽しい時間。

(でも洗い物があまり好きではないので、迷うことも・・)

自分で時間を作ってでもやりたいことってやはり好きなことなんだろうなと改めて思います。

 

 

そんなお料理関連の話ですが、楽しさ、そして言葉の練習をかねて、料理教室を地域の団体でやらせてもらっています。

4回コースで前回で2回目のクラスを終えました。

お題は初心者向けのお寿司教室。

 

お米の選び方や、材料の購入可能な場所、お米のとぎ方など、一から始めます。

 

やはりたくさんの人の中の一人になると、言葉の不安な点もあり、口数が減りがちですが、講師を務めるとなると、しゃべらないわけにはいきません(笑)

この2回のコースで言い回しや、単語力も増えたように思います。

また参加してくださる現地の方から、面白い単語や、現地の料理に関して

教えて頂いたり。

 

参加者の方も様々。退職して年金生活の方から、大学生の方まで。

参加した理由も様々で、とにかく寿司が好きな人から、息子さんが日本で勉強していたことからと言う人など、参加してくださった理由の話を聞いているだけでもとても面白いです。

 

自分の国の食文化の話を通して、こういった形で交流が広がることは本当に嬉しいことだなと改めて感じた今日この頃でした。