Somewhere in the Arctic

北欧在住。家の窓からオーロラが見える、雪深い北極圏近辺でひっそり暮らしています

秋を快適に過ごすための楽しみ方

先日初雪が降りました。

朝起きても空が真っ暗。今週から一気に日が短くなったような気がします。


まだこの時期の雪は雨に近い雪で一番危険です。というのも、0度前後を行き来しているような気温なので、うっすら積もった雪の下の道が凍っていたり、透明なつるつるの氷で覆われた道で氷が見えにくかったり、また真冬は滑らないように小さな小石をまいてくれたり、除雪も頻繁に行われるのですが、それも11月からという感じで、一番危ない時期です。

いっそ真冬になってマイナス15度ぐらいまで下がってくれたほうが、雪も歩く度にキュキュッと音を鳴らしたりして、まるで片栗粉のよう。そして歩きやすくなります。といってもあまり寒いのもなー。なんて考えていても来る時には寒くなるのでただ受け入れるしかないのですが笑。

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9月の紅葉

 

9月は秋の美しい紅葉の景色で黄色、赤色の葉で森や山が綺麗に覆われていました。

山や森が黄色や赤の葉っぱで埋め尽くされると毎年うっとりして秋っていいなと言う気持ちになります。

 

これからどんどん寒くなり、日照時間も短くなってくる秋から冬にかけては毎年心身ともに疲れやすくなる時期です。毎年、ああ、またこの時期がやってくると思うとそれだけで落ち込みそうになりますが、と言っていても仕方ないので、年々重ねるごとに、自分なりに試行錯誤して、この時期だからこそ出来る楽しい、心地良い過ごし方を見つけていくことで、以前よりもだいぶん過ごしやすくなってきたと思います。

そんな時期を乗り切るための、わたしの好きな秋の過ごし方を書き残しておきたいと思います。

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夏休み2021 備忘録2 ストックホルム市内からVaxholmへ

2021年夏休み。1はこちら。

arcticmaricorima.hatenablog.com

 

Vaxholm(バックスホルム)島へはストックホルム中心から船で約1時間。

到着した飛行機の時間の関係と、船の時間を考えると、港の近くのホテルで一泊してから朝一で島に向かおうということになりました。

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2020年 買ってよかったもの


  • 「買う」という行動を決断するまでのひとり会議
  • 2020年の買って良かったもの
    • 1.シット オン カヤック
    • 2.ハリオ コーヒーサーバーセット&フレーバーコーヒー
    • 3.マグネティックソープホルダー
  • 過去の買ってよかったもの

 

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New Normalなデジタルでゆったりなクリスマス

2020年はNew Normalなクリスマス

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(毎年飾られる町のツリーはスウェーデンの国旗がついて少しだけレベルアップ)

今年もクリスマスが終わり、2020年も残りあとわずか。

今年は今までとは違ったクリスマスの過ごし方をされたという方が多かったのではないかと思います。

 

私も少なからずそのひとり。

ヨーロッパ域は引き続き新型コロナウィルスの感染が広がっているという状況もあって、スウェーデンでは国からもできるだけ不必要な移動、また大人数での集まりは控えるようにと言われています。

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北欧在住OLのカバンの中身 2020年版

カバンの中身

 

カバンの中身という特集や記事を見つけると気になって読みたくなります。

 

持ち物を通じてその人の暮らしや考え方が見えたり、同じものを持っている人でも、持つ人によってその人の個性が写真や文章から現れてくる感じが好きでつい読んでしまいます。

お気に入りのコラムは、北欧暮らしの道具店さんで特集されている「わが家の朝支度」というコラムです。
朝の支度とあわせて出かける際のカバンの中身を公開するコーナーがあって、素敵な暮らしぶりを少し覗かせてもらっているようで、楽しく読ませてもらっています。

 

hokuohkurashi.com

 

以前に、はてなブログを始めた時に初めて今週のお題という特集に挑戦し、書いてみたバッグの中身。

arcticmaricorima.hatenablog.com

生活スタイルや仕事も変わり、この頃から中身が大分変わっているので、2020年現在の、カバンの中身を改めて書いてみたいと思います。

 

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5月のあれこれ ー 夏になると出現しだす人達

あららという間に、5月最終日。

北の果ての地に住んでいるので、ほんの1,2週間前まで、まだ近くの森に雪が残っているな~なんて思っていたら、一気に夏日になりました。

 

外に出現しだす人達

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北スウェーデンの夏日の定義ですが、20℃を越えれば、みなさん「いえーい!」と薄着の人が外に沢山出現しだします。

「この街にこんなに人がいたのね!?」というぐらい、冬の間は寒いこともあり、あまり外で人を見かけないので、驚きます(笑)

多少肌寒くても、風がきつくてもテラス席がマスト。レストランの室内や日陰のテラス席のレストランはがらがら現象が起こります。

短い夏をここぞとばかりに太陽と共にエンジョイされるのです。

 

引っ越して来た時には、ビキニで公園や道端に椅子を置いて寝転がっている人々を見てはビックリしたことを今でも覚えていますが、このブログにも何度でも書いている通り、寒くて日照時間が少なく冬の長い、北の果ての人達にとっては太陽はとても大事なものなのです。(私もその一人)

 

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【2020年】明けましておめでとうございます &ミニマルなクリスマス

2020年、明けましておめでとうございます

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歳を重ねれば重ねるほど、一年があっという間だったと言うことを毎年感じています。

確かに5歳の子どもの1年と、50歳の人の1年では当然割合が違うので、歳を重ねる事に、1年が早く感じるのは当然のことなのかもしれません。

 

2019年の最後の日に記事を書こうと思っている間に、2020年になってしまいました。

 

明けましておめでとうございます。

 

80年代、90年代と10年ごとに分けてその世代について話をする事がありますが、さて、2020年。どのように語られていくのでしょうか。20年代?そして令和時代?とでも呼ばれて語られていくのでしょうか。

 

年代を振り返ると、10年前には無かったものが今ではあって当たり前のような、急速な変化の時代に私たちは住んでいます。

 

時代の波に呑み込まれず、その時その時、自分で考えて見極めるように、そしてその変化を楽しめるように生きていきたいなと思います。

 

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