2020年はNew Normalなクリスマス
(毎年飾られる町のツリーはスウェーデンの国旗がついて少しだけレベルアップ)
今年もクリスマスが終わり、2020年も残りあとわずか。
今年は今までとは違ったクリスマスの過ごし方をされたという方が多かったのではないかと思います。
私も少なからずそのひとり。
ヨーロッパ域は引き続き新型コロナウィルスの感染が広がっているという状況もあって、スウェーデンでは国からもできるだけ不必要な移動、また大人数での集まりは控えるようにと言われています。
私たちも例年集まっている夫の親戚や両親とは集まらず、夫と二人で家で過ごしたクリスマスとなりました。クリスマスの挨拶はオンラインビデオ。
クリスマスプレゼントも、Swishというスウェーデンの送金アプリでお金とクリスマスカードを甥っ子姪っ子に送信。クリスマス料理も自分たちが食べたいものだけを少しずつ買っていただきました。
なんか書いていると味気ないようにも聞こえますが、こんなにゆったりしたクリスマスは久しぶりではないかな。
いつもは過去の記事にも書いていますが、私にとってクリスマスは楽しいイベントでありつつも、ちょっとストレスフルで切ないイベント。
そんな思いを何年にもわたって感じていたこともあり、自分なりに楽しめるクリスマスの過ごし方を模索してきましたが、今年は逆に二人で家でゆっくり過ごそうということになったこともあり、ストレスフリーなクリスマスでした。
こういうのも悪くないなと思えたクリスマス休暇でした。
なぜクリスマスがちょっとストレスフルに感じるかは、2年前のクリスマスに思いを書いています。
arcticmaricorima.hatenablog.com
当たり前と思っていたことを見直した2020年
(今年は暖冬でホワイトクリスマスも怪しいお天気でしたが、24日に雪がたくさん降ってくれました。)
今年はこんなご時世もあり、スウェーデンのクリスマスに振舞われるJul Bord(ユールボード)と言われる、クリスマスブッフェの開催も至るところで中止。
なんか12月って、いつもお腹いっぱいな感じなぐらい色々と食べたり、飲んだりする機会が多かったのですが、これも今年はありませんでした。
クリスマスブッフェで振舞われるレストランなどでの廃棄量を想像すると恐ろしい量であろうと心を痛めることがありましたが、今年はそれも例年よりは少なくなったのかなと思います。
もちろん、影響の出ているレストラン業界には心が痛みますが、これを機に改めて見直すこともたくさん出てきたのではないかと思います。
感染を防ぐためにブッフェからコース料理に変更したり、おうちでクリスマスを楽しめるように、地元のレストランでは、レストランのシェフがある程度用意した、クリスマスディナーコースをおうちで楽しめるというプランを用意したり。こういった新しいアイデアを次々と出して実行に移しているお店は、もちろん例年の業績と比べると落ちてはいるでしょうし、大変だとは思いますが、お客さんもそう言ったお店の工夫を喜んで利用されているように感じられました。
当たり前だったことに感謝することに加えて、今まで当たり前でやらなければならないと思っていたことが本当に必要なのかと見直す機会にもなったのではないかなと思ったクリスマス休暇でした。
どうぞ皆様も穏やかで楽しい年末年始をお過ごしください。
2019年クリスマス
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2018年クリスマス
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移住して初めてのスウェーデンでのクリスマス
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