Somewhere in the Arctic

北欧在住。家の窓からオーロラが見える、雪深い北極圏近辺でひっそり暮らしています

低飛行で乗り切った2月 

低飛行で乗り切った2月

 

ブログもご無沙汰しておりましたが、2月はただただあまりエンジンを稼動させすぎず低飛行で乗り切ったとでも言えましょうか。

寒くて体調を崩しがち、そして引きこもりがちな2月なのは毎年のことですが、バタンを風邪を引いたりして倒れてしまわないよう、寝込まないよう、ただ無理をせず、目の前にあることを淡々とこなして2月を乗り切ったような気がします。そんな試みもあってか、大きく体調を崩すこともなく、2月を乗り切りました。

日照時間が数時間だった冬も少しずつ明るい時間が増えていき、日照時間も少しずつ増えていくので、心も身体も春を迎えるに当たってエネルギーをチャージ出来ればいいなと思いながら、3月1日、この記事を書いています。

 

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燃え尽き症候群になった私 最終回 - ストレスと上手く付き合うには

 

 

目次

  • 「燃え尽き症候群になった私」を書いてきて
  • 燃え尽き症候群になった私のその後
  • ストレスを甘く見てはいけない
  • 励みになった本からの言葉
    • バランスを保つには
    • バランスを保つために貯金する
    • 身体からのシグナルがわかるように自分を鍛えること
    • 自分で境界線を決めて、出来ませんという練習をしよう
    •  ストレスフルな時こそ毎日の生活を整える
  • まず行動に移してみることの大切さ

 

「燃え尽き症候群になった私」を書いてきて


これまで、私が燃え尽き症候群になったことを綴ってきました。
今回が5回目の最後の記事になります。

私が何回かに渡って、私の体験をブログに書いてきたのには2つの理由があります。

 

1つ目は、いつかそうなったことを忘れるぐらい元気になった日が来ても、自分の中でその時感じたこと、またどうしてそうなってしまったかを忘れないため。

 

もう1つは、もし私と同じような状況になっている人が、私の体験談を何かのきっかけで読んだことで、その方自身が何か少しでも考えるきっかけをもし作れるのであれば嬉しいなと言う思いもこめて書いてみました。

 

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【本のこと】面白かった本達 2019年

本を読むこと


「休みの日に何しているの?」と知人に聞かれたことが最近あって、ふと考えたのですが、運動に行ったり、料理はしたりはもちろんするのですが、テレビは殆ど見ないし、自分の時間があると本を読んでいることが殆どだなと。
冬が長く、寒くて暗い北欧に住むにははぴったりな趣味であります。でも怖い話は苦手なので、有名な北欧ミステリー小説は怖くて全然読めません。。2020年も沢山本は読みたいですが、他にも何かちょっと趣味を見つけたいなと思う部分もあります。それはまた改めて考えたいと思います。


2019年は日本の書籍ばかりだけでなく、スウェーデン語の本も読みたいと思い、色々と図書館で本を借りて読んでみた1年でした。

言語を問わずノンフィクションが好きなので、読んだ本の記録を見返すとそういった本に偏りがちなのが見えるので、2020年はもう少し、フィクションの本なども読んでみたいなと思います。

 

日本の本は、ここ何年かは電子書籍ばかりを利用しています。
日本に年に1回ほど帰国する度に、以前は何冊も本を買っていたのですが、やっぱり重いし、場所を取るんですね。家が小さいので、紙の本は棚の一角に入る分だけに残しています。

日本語の本って思い入れが強いのか、読まなくなっても捨てることが出来なくて、同じくスウェーデン在住の日本人の方で興味のある方に貰ってもらったり、または日本に帰る次の機会に再び買った本を持って帰って、リサイクルショップに出したりしていました。なので、電子書籍ももちろんIpadに容量が溜まっていくので、読まなくなった雑誌などは削除していますが、物理的な場所を取らないし、日本で一時帰国まで待たなくても、読みたいと思った時に読めるので、私には電子書籍があっているのかなと思います。

日本の本屋さんってとっても広くて、本が充実していて、またその本屋ごとに店員さんのおすすめコーナーがあったり、カフェでその本が読めちゃうような場所もあって、帰る度に何度も足を運んでしまう場所で、これは毎回帰国する度の私の楽しみの一つでもあります。


でも、こうやって遠い場所に住んでいても、日本語の本が読みたいときに読めるって本当に有難いです。

 

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【2020年】明けましておめでとうございます &ミニマルなクリスマス

2020年、明けましておめでとうございます

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歳を重ねれば重ねるほど、一年があっという間だったと言うことを毎年感じています。

確かに5歳の子どもの1年と、50歳の人の1年では当然割合が違うので、歳を重ねる事に、1年が早く感じるのは当然のことなのかもしれません。

 

2019年の最後の日に記事を書こうと思っている間に、2020年になってしまいました。

 

明けましておめでとうございます。

 

80年代、90年代と10年ごとに分けてその世代について話をする事がありますが、さて、2020年。どのように語られていくのでしょうか。20年代?そして令和時代?とでも呼ばれて語られていくのでしょうか。

 

年代を振り返ると、10年前には無かったものが今ではあって当たり前のような、急速な変化の時代に私たちは住んでいます。

 

時代の波に呑み込まれず、その時その時、自分で考えて見極めるように、そしてその変化を楽しめるように生きていきたいなと思います。

 

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2019年に買ってよかったもの3点

今週のお題「2019年買ってよかったもの」

 

2019年もあと2週間少し。

このお題を見るともう一年が終わるのか~と時間が経つ早さをしみじみと感じながら書いております。

今年買ってよかったものの特集は、他の方の記事を見るのもとても楽しみに読んでいます。同じように思われている方とシェアできたらいいなと思い、2019年に買って良かったものを紹介したいと思います。

 

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燃え尽き症候群になった私 - 転職までの道のり

燃え尽き症候群になった私の回復までの道を綴っています。

 

症状に至るまで

arcticmaricorima.hatenablog.com

 
休職期間の過ごし方 

arcticmaricorima.hatenablog.com

 
休職後、リハビリ職場復帰の時

arcticmaricorima.hatenablog.com

 
そして今回は、転職を考え、行動に移した時のお話です。

目次

  • 焦ってはいけない
  • 譲れない条件は何か?
  • その会社に合ったCVを作りつつ、Linkdein のアップデートを
  • リクルーターとの面接

 

 

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大都会から北欧の田舎まで - 私の住みたい街の共通点とは

 

これまで住んだ街

 

まずは私がこれまで住んだ街を振りかえってみたいと思います。

私は、兵庫県、神戸市で生まれ、大学在学中に、交換留学生として、スウェーデン南部、スモーランド地方にある、ベクショーという街に一年間滞在しました。スウェーデンを選んだきっかけは、その当時、大学時代の教務課で働いていた恩師が薦めてくれたことがきっかけということが大きくて、当時はそこまでスウェーデンに大きなこだわりはありませんでした。

その後就職をきっかけに東京に引っ越し。東京では最初就職した会社へのアクセスと家賃の予算を考え、住み始めたのが江東区。その後東京内でも引越しをしましたが、仕事が変わり、勤務先が変わっても、江東区の町並みや、下町な雰囲気が気に入り、東京在住中は江東区にずっと住んでいました。

東京を離れた今でも、訪れる際の滞在地は江東区です。

その後、留学時代に出会い、東京でお互い仕事をし、結婚した夫の仕事の関係でスウェーデンへ再び引越し。現在はスウェーデン北部、ノルボッテン県という北の果てにある、北極圏の近くに住んで、もうすぐ8年になります。

 

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